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2008年 09月 09日
【 井上さん、「カイ・ルアット・オーク」 】
あれほど晴れていた昨日だったが、真夜中から雷雨。 かなりの雨になったようだが、日が昇る頃から小止みになり、日中は、今日も晴れ。 所用で井上さんから電話があって知ったのだが、井上さんご夫妻は、おそろいで「デング出血熱(カイ・ルアット・オーク)」で入院されていて、この土日に退院されたのだそうだ。 入院中の3日間ほどは、高熱が続いて、ご自分でも一時はどうなるかと心配されるほどだったらしい。 顧客からの「蕎麦粉」のやんやの催促で、自宅療養などというわけにもいかなくて、仕事させられているとのこと。 とにもかくにも、ご生還、おめでとうございますです。 【サマック首相、くび? 】 ( 以下の内容は、『バンコク週報』 の記事 を下書きにしたものです。 ) タイの憲法裁判所は9月9日、サマック首相の料理番組出演を違憲と判断し、首相の資格を停止した。 つまり、くびにしたということ。 食通で知られる首相は首相になるずっと前からこの料理番組に出演していたらしいのだが、首相就任後も同番組を降板せず、引き続き出演していたのだそうである。 しかも、今までどおりに、5000バーツほどの謝礼をうけとっていたらしい。 これが、首相が企業の従業員を兼任することを禁止した憲法267条に抵触するのだそうだ。ヘーっ?である。 交通違反にしろなににしろ、タイの法律の運用は、立法精神をくんだもので、些細なことで悪意のない場合は、ことを荒立てないものだと感心していたのだが、この程度のことで、『企業の従業員を兼任』と決め付け、「失職」させるというのは、「言いがかり」のような気がする。 9人の裁判官全員が、有罪としたそうだが、タイの司法界の品位にも問題がありそうな気がする。 もっとも、この「憲法裁判所」なるもの、きちんとした裁判官で構成されているものではなく、いわゆる「有識者」とか「権威者」とかいうものが裁判官になっているのかもしれない。 再度、いうが、タイの国の恥だと思うがどうだろうか。 「失職」とはいっても、再任を禁止するものではないのだそうだから、これまた、タイらしいややこしい話ではあるが。 今のところ、与党は、サマック氏を再選出するつもりでいるらしいが、何ともお騒がせなことである。 日本の政界のことを棚上げして言うのもはばかられることではあるが、いずこの政界も「子供のいざこざ」に似ているような気がしてならない。 余談だが、「日給月給制度」がほとんどのタイで、「民主主連合」の方々、1週間も、10日も、職場を離れて座り込みをされているらしいのだが、生活の方はどうしているのだろうか。 宵越しの金など持たないタイ人が、この間の生活資金に当てる貯金など持っているとも思えないし、日雇いで手にする日当くらいは支給してくれる金持ちのスポンサーがいるんでしょうかね。 #
by payarn
| 2008-09-09 22:00
| 日記
2008年 09月 08日
【 「ゴボウの芽」、「紫蘇」などの種蒔き 】
夜来の雨も、暗いうちにやんだ。 雨期末の空は、瞬く間に晴れ上がり、昼過ぎには、「日本晴れ(!)」。 さわやかだが、少々暑い1日だった。 昨日、かみさんが「紫蘇蒔き用」のミニたらいやプラスチックザルなど買って用意してあったものを使って、「紫蘇」の種蒔きをした。 昨年、採種した我が家の「紫蘇」の発芽率は、なんとなんと千分の1以下で、随分蒔いたのに、芽を出したのは数株だけで、植木鉢に移植しておいたものの、世話をする気力もなく、ほんの10枚ほどの「大葉」を、「天婦羅」にしただけ。 今回は、長野の金子さんからのいただき物で、「アカアリ」対策も万全で、期待しているのだが、さてどうなりますことやら。 これから日が短くなってからの「紫蘇」栽培には、「電照設備」が、必要だという人がいたが、そこまではしない。 「紫蘇蒔き」のあと、栃木から送ってもらった「下仁田ネギ」も露地の苗床に蒔いておいたが、どうなりますことか。寒くなった頃、「すき焼き」に使えると嬉しいのだが。 そういえば「春菊」のことを忘れていたが、蒔いておかないと。 このふたつが揃えば、「焼き豆腐」用の上質な「豆腐」を売っている市場も見つかったことだし、この冬は、美味しい「すき焼き」にありつくことが出来そう。 ああ、よだれが出そう。 先日、蒔いておいた「ゴボウ」、ボチボチ顔を出し始めた。 この分だと、今年も、うまい「ゴボウ」にありつけそうである。 「ゴボウ」と一緒に蒔いた「大根」は無残。 ふた葉が出るとすぐに、虫に食われて、壊滅状態。 間引きしながら利用しようと思っていたくらいで、持続性の強い農薬などは使えないし。 「おとり」に「中国大根」でも混ぜて蒔いておけばよかったかもしれないが、あとの祭り。 日本には、猛毒の土壌消毒剤「クロール・ピクリン」などがあるが、タイでも売っているのかどうかは知らないし、今のところ、そこまでするつもりはない。 多分「根きり虫」なのだろうが、虫も生き物、虫がダメというのであれば、諦めるしかない。 【気候の変わり目の憂鬱 】 このところの体調、明け方前から起きだした直後くらいまでの血圧は、160前後、その後「降圧剤」などを服用した後は、100~130くらいで、安定してきたということらしい。 軽度ながらも「胸痛」は、まだ時々。 慣れっこになってきたからというわけでもないのだろうが、日々の生活の単調さが気になりだしてきた。 「春」であれば「木の芽どき」ということかもしれないが。そろそろ「秋」、でも、少し早いような気がしないでもないが、「メランコリー病(?)」がはじまったのかもしれない。 「季節の変わり目」の「生理現象」かもしれないが、いやだね。 大昔、学校で習った「落ち葉」の詩を思い出した。 ”秋の日の ヴィヨロンのため息の 身にしみて ひたぶるにうら悲し 鐘のおとに胸ふたぎ 色かへて涙ぐむ 過ぎし日のおもひでや げにわれはうらぶれて ここかしこさだめなく 飛び散らふ落葉かな” (P.ベルレーヌ ・ 上田敏) そういえば、この詩、連合軍の「ノルマンディー上陸作戦」の暗号に使われていたことを、映画 『史上最大の作戦』で知ったが、いまでも、忘れない感動的な映画である。 もう、半世紀近く昔のことである。 #
by payarn
| 2008-09-08 19:10
| 日記
2008年 09月 07日
【 サイコロ「冷凍マグロ」 】
猫のペレット餌がなくなって、MACROまで買いに行った。 手近なロータスなどで購入できるものとくらべて、半値近い価格で手に入るため、わざわざ遠方まで出かけても、余分に必要なガソリン代を回収できる。 それよりも、何よりも、MACROまで出かけると、新鮮な魚介類を手に入れることが出来ることもあるし、マグロなどの冷凍食品も手に入る。 猫さまと物価高のお蔭である。 今回、初めて、マグロのサイコロに切ったものに出会えた。 冷凍サクにくらべて、安いということもないが、なんとなく美味しそうに見えて買ってきた。 これかた、「山芋」のシーズンに入るわけで、「山掛け」が楽しみである。 他の食材に比べれば、かなり割高で、質のいいマグロではないにしても、北タイの田舎で、こんなものがいただけるなんて、最高の贅沢。 世界的にマグロは品薄気味だそうだが、価格の方は据え置きか、やや値下がり気味といったのも有難いことである。 #
by payarn
| 2008-09-07 21:20
| 日記
2008年 09月 06日
【 利休鼠 】
時々薄日がさしたりしたものの、朝から小雨が降ったり止んだりの一日だった。 なんとなく憂鬱な一日だったこともあり、なにもする気がしないのは小生ばかりではなかったようで、今日の夕食は「手抜き」になりそうである。 そんな一日、北原白秋作詞の「城ヶ島の雨」の歌をふと思い出して、声にはならないものの、口ずさんでしまった。 どんより曇った空の色は、「鉛色」よりはいくらかはあかるいものの、こんな空の色を「利休ねず」というのだろうなと思っていたが、調べてみると、本当は、もう少し「緑色がかった」、灰色なのだそうだ。 千利休との直接的な係わり合いなどはなく、「抹茶色」がかった「ねずみ色(灰色)」というので、そう呼ばれているのだそうで、この色がしばしば着物などの染色に使われるようになったのも、19世紀中ごろからのことで、とりわけ、白秋の「城ヶ島の雨」がヒットするようになった大正昭和以後のことらしい。 元新聞記者・柊木惇(ひいらぎ じゅん)氏が以下のブログに詳しく書いておられるので、興味のある方は、ご覧ください。 ・ 「利休鼠の雨」とはどんな雨? ・ 続・「利休鼠の雨」とは? 「利休鼠」色を基調に染めあげた「手描き友禅」の着物が似合うだろうなと思われる日本女性に出会った。 でも、その女性、この先「友禅」など身につけるチャンスがあるのかどうか。 こんな渋い色の良さは、日本人にしかわからない美意識なんだろうなと決め込んでいたが、最近、メサイのロータスで「タイ・ヤイ」の女性が、渋めの「小紋」のような着物柄の「シン(巻きスカート)」を身に着けているのを見かけて、きれいだねといったら、かみさんもそう思っていたのは、予想外だった。 市場の「シン」売り場で、探してみたが、気に入った柄がなかったと見えて買わなかったが、 「タイ・ヤイ」や北タイの女性の美意識というのは、日本の女性とあい通じるものがあるのかもしれないと思った。 #
by payarn
| 2008-09-06 19:57
| 日記
2008年 09月 05日
【「コー・ソー・ノー」の日】 子供たちを迎えに行ったついでに、買い物に行った「ドイ・トゥン」の上り口の「フォイ・ナム・クン(濁り川)」村の市場の広場では、明日から3日間開催される「メーファールアン郡」の「成人学級」の催しの準備がたけなわだった。 メーファールアン郡の住民の大半は、少数民族である。 したがって、当然のことながら、生徒のほとんどすべてが、少数民族ということになる。 この写真は、成人学級の生徒たちによって演じられる各民族の伝統舞踊などが披露される仮設舞台の背景看板。 民族舞踊の披露のほか、模擬店やペートン(ペタンク)球技大会なども開かれるらしい。 観光客目当ての行事ではないので、少数民族の若者たちのコンテンポラリーな様子もわかるだろうし、出かけてみるのはいいかもしれない。 この看板からもわかるように、「コー・ソー・ノー(成人学級)」というのは、「การศึกษานอก(โรงเรียน)」、つまり直訳すると、「(学校)外教育」という意味である。 省略して、赤字の部分だけタイ・アルファベット読みにすると、「コー・ソー・ノー」 となるわけである。 さまざまな事情で、通常の学校教育を受けることが出来なかった者が、成人学級に通うことによって、小学校卒業から、高校卒業までの資格を取得することが出る場である。 一見、日本の「定時制高校」や「夜間中学」のようなものだが、目指すところは変わらなくても、いかにも「タイ」といった感じで、1週間当たり、3時間ほどで、3年も通えば高校課程が終了できるのだそうで、通常の学校教育にくらべると、かなりの手抜きのような気がしないでもない。 小学校課程であれば、年齢制限や入学資格というものはなく、ミャンマー、ラオスなどから流入してきた人や、日本人など外国人でも入学することができる。 「学校外」だからというわけでもあるまいが、お寺の講堂などが教室に充てられることが多いようである。 娘のケイは、高校課程に相当する職業学校を中退しているため、「コー・ソー・ノー」の高校課程に通っていたが、今は、中断中である。 義妹の「ノン・カン」も、同じく職業学校の卒業を半年後に控えて、もったいないことに、退学してしまったので、「コー・ソー・ノー」に通学することになった。 #
by payarn
| 2008-09-05 21:59
| 日記
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