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Since May 26 2007 |
2008年 06月 30日
【 「シム・カー」 】
今日は、我が家の田の1次田植え。 当地では、雨期の田植えは、1次、2次の2回田植えを行う。2回目は、8月の中ごろまでに行うようである。 最近は、1回の田植えで済ますこともあるらしいが、苗作りに工夫が必要なことと、最終的な収量にも問題があるらしいので、たいていの家で、昔ながらの2回田植えを行う。 田植え機が普及していないタイでは、田植えの時期だけは、「猫の手も借りたい」労力不足になる。 日当を支払う労働力と、昔ながらの「結い(ムー)」による労働力が半々ぐらい。 そんなわけで、我が家では朝早くから、大人たちは出払ってしまって、子供たちが学校から帰ってくるまで、家の中は閑散としていた。 【 「ンゴ(ランブータン)」、やっと熟す 】 「ランブータン」は、外見は全く似ていないが、「リンチー」や「ラムヤイ」の仲間のくだもの。 我が家では、例年、5月中旬頃が食べごろの「リンチー(ライチ)」と、7月下旬頃にやっと食べごろになる「ラムヤイ(ローガン)」の、ちょうど中間頃に甘味が増す「ンゴ(ランブータン)」だが、今年も、やっと食べごろになり始めてきた。 赤い実に緑色のヒゲもじゃの「ランブータン」、果肉が、種子にしがみついていて、食べるときに分離しにくいことと、果物に是非欲しい「酸味」が全くなく、甘味も乏しい果物で、あまり好きにはなれなかったが、比較的種ばなれのいい、最近の品種「ロンリアン種」が出回り始めたことと、庭で採れる「ランブータン」の新鮮な甘さを味わえるようになってからは、自家産に限ってはよく食べるようになった。 価格が安いこともあって、もう2ヶ月以上前から市場などに出回り始めた「ランブータン」は、子供たちにとっては好物のくだもののようである。 今年の北タイの雨期は、雨量の割には、日照時間が少なく果物にとっては恵まれない天候続きで、味を心配していたが、試食したところ、甘さも十分であることがわかった。 「摘果」もほとんどしなかったのだが、着果が多かった割には、粒の大きさもそこそこで、しばらくは楽しめそうである。 チャムトーンの畑にも、数本植えてあるが、こちらの方は、「ムスー(ラフ族)」の子供たちが待ち構えていて、完熟前から、さらっていってしまい、半分ほども食べられそうにないが・・・。 拙稿、『北タイの果物(ランブータン)』もご参考に。 【 「代理融資」返済 】 我が家では、かみさん名義で、「農協」から借金をしている。 小生は、借金が大の苦手なので、家人たちには、月賦での品物の購入や借金は絶対にしないように言いつけているのだが。 義弟と姪には、農協の営農資金の借り入れを代行してやっている。多分、抵当物件など、農協から政府の営農資金の借り入れるのに必要な資格がないにちがいない。 今日が返済期日らしく、彼らから預った返済金を持って「農協」に返済に行った。 タイのの「農協」は、「สหกรณ์การเกษตร จำกัด」(農業協同組合会社)といって、今では、純然たる「農業・協同組合省」の外郭団体というのではなく、当節流行の「民政移管」ということか、会社組織になっているらしい。 日本の「農協」と同じように、融資や保険などの金融業務のほか、購買や販売なども手がけているようだが、現在では主たる事業は、「営農資金」の融資事業のようである。 かつては、米の集荷などもしていたのか、大きな台秤や、籾を貯蔵しておく建屋などもあるが、現在では使われている風はない。 ときたまニュースで話題になる、「農産物価格暴落」の折には、農産物の買い支えなどをすることはあるらしいが・・・。 写真は、銀行の支店のような母屋の建物の裏にあった「種籾倉庫」。 看板が新しいところをみると、最近でも利用されているのだろう。 新しい奨励品種が開発されたときなど、中央から送られてきた「種籾」を保管しておく倉庫のようである。 滅多にないことではあるが、新品種の普及の一翼も担っているらしい。 【 チャムトーンの猫の餌 】 夕方、5時前から断続的に降り出した雨は、空の北半分に青空が見えるにもかかわらず、すっきりあがる気配がない。 いつもは、子供たちがバイクで、えさをやりにチャムトーンに行くのだが、ピックアップでの送迎を依頼されてしまった。 1年の半分近くは、雨があってもおかしくない当地だが、1年を通しても、何回もあることではない。 降ったり止んだりの繰り返しだったが、止んだときには、東の空に「虹」が立っていた。 雨の中での「夕食」、猫たちもニワトリたちも可哀そう。
by payarn
| 2008-06-30 20:32
| 日記
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