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Since May 26 2007 |
2007年 10月 24日
【 「炭焼き」 】
なんだかんだ言ってるうちに、結局「炭焼き窯」 を作るハメになってしまった。 3000バーツほどの手間賃を払って、セミプロに頼めば、それですむのだが、あれこれ理由があって、その男には頼む気にならず、近所の人手をあてにして、インターネット情報だけでやってみることにした。 明日から作業予定だが、窯の形だけは、「紀州備長炭」 が焼ける窯に似せて作ってみることにしたが、窯の形もさることながら、燃焼用の薪の量や位置、火加減など、炭焼きの技術、ソフトの方がはるかに難しいらしく、煙の出ない「炭」 を作るなど、まるで自信がない。 夢のような話である。万一、出来損ないの炭ばかりになったとき、その薪にも等しい「炭」 は、使い物になるのかどうか。 この年になって、知識も経験もないことなどに手を染めないに越したことはないのだが、行きがかりで、やめるわけにもいかなくなってしまった。 もし、うまくいかなかったとしても、その原因もわからず、改良の手立てすらわからないわけで、不安ばかりである。 経験や伝統技術の偉大さを痛感させられるのが、「落ち」 になりそうである。 【 象使いの旅芸人 】 夜の8時ころから、隣村の「メプゥーン寺」 の境内で、象の曲芸ショーなどが見られるというので、子供たちは出掛けていった。いわば、ナイトショー である。大人が同伴しないと危険なため、義弟・タウィが付き添って行くことになった。 象を使った、いわば、ジプシーのような旅芸人グループで、全国を旅して歩いている。 入場料はいくらなのかは知らないが、その入場料で家族が生活をしているわけである。 スリン県の「カレン族」 が多いらしいという話は聞いたことがあるが、真相は知らない。 年に2,3回は、このあたりにもやってくるようであるが、象使いの家族 も、象 も気の毒で、かつて一度も見に行ったことはない。 先祖代々可愛がってきた象を、手放すことも出来ないのだろうし、仮に手放したとしても、生活の手段がなくなるのだろう。 宿命のようなつらい生活である。 タイには、かつて、象が 戦車 であったり、ブルドーザー や ダンプカー の役割をしていた時代があったが、今はもう、見世物ぐらいしか、稼げる場所がなくなってしまった。 「 象の旅芸人 」 のことを考えると、時代の流れとはいえ、頭痛がしてくる。
by payarn
| 2007-10-24 21:17
| 日記
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