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ランナー・タイこんなところに住んでます どこ、どんなとこ? わたしの家族 我が家のカレンダー 【 最近の追加・更新 】 写真集 『 ブナの森 』 (7/19) 検索
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Since May 26 2007 |
2007年 03月 14日
われわれにも、「イ・トイ」にも残念な結末でしたが、すべてが終わりました。
息を引きとったのは、われわれが家を出て、いくらも時間がたっていない頃のことだったようです。夕方5時半に、外出から戻ったときには、出掛けたときと同じ姿勢で、冷たく、硬くなっておりました。 早速、女の子らしく、色とりどりの、我が家で咲いている限りの花々を添えて、「シン」の隣りに埋葬してやりました。 今は、何もする気力がありません。詳しいことは、後日補足する予定でおります。 今、納屋のあたりで、トッケイが「トク・ネー、トク・ネー(降るぞ、降るぞ)」と啼いています。降るかもしれません。「イ・トイ」の涙雨。 写真は、家に越してきた間なしの、1月17日の「イ・トイ」の遺影です。 (以下、16日追記) 実は、14日の朝は、夢で目を覚ましました。 夢の中のことですが、「イ・トイ」が、ずいぶん小さくなってしまい、生後2,3ヶ月ほどの大きさでしたが、元気にはしゃぎまわっていました。 空は、すっかり煙霧が晴れて、透き通るような青さでした。 夢は、残念なことに、「逆夢」でした。「イ・トイ」も逝ってしまい、空は、いくらか薄くはなってきたとはいうものの、相変わらずの煙霧がおおっています。 この日の朝、長野から送ってもらった「柿」の種が発芽しているのを見つけ、きっといいことがあるにちがいない、もしかすると奇跡がおきて、「イ・トイ」は回復するかもしれないと思っていましたが、いいことはありませんでした。 夢の内容を誰かに話すと、逆夢になるという言い伝え(?)を信じて、誰にも話さなかったのですが、やはり、奇跡は起きませんでした。 チャムトーンから戻って、大急ぎで、約束をしていた、パヤオの本地さんのお宅の新築祝いに、家族3人で出掛けました。 チェンライ - チェンキエン - パゲー - パデット 経由の150km近い距離ですが、2時間あまりで目的のお宅に到着しました。 この道は、10年以上前に一度だけ通ったことのある道ですが、さすがに、当時とはずいぶん変わって、田中の道の街路樹なども大きくなっており、道路わきには工場のようなものも建設中のようでした。 本地さんのお宅は、3年前に新築されたものだそうですが、3周年たった今、また再度「クン・バーン・マイ」の行事をされ、ご近所さんなどをご接待されたそうです。 出席者全員に、「粗品」と書かれた「タオル」を配られたそうですが、本地さんのお人柄がしのばれ、当方まで、何かうれしい思いをいたしました。 建物も敷地もそれほど大きくはありませんが、内装には、壁も床もチーク材など地元の材木を使った落ちついた雰囲気のお宅でした。塗装はしてあるものの、カンナをかけずに、チェンソーで切り出したままの壁板がとても印象的な、日本では決して味わえない贅沢で、黒い心材の「マイサック・トーン」が素敵でした。 写真を趣味にしておられて、日本の展示会で発表されたタイの田植えの組写真を見せていただきました。われわれ、ずぶの素人の写真とはちがって、大変美しいもので、近くの公民館に飾られるご予定だそうです。 帰りには、毎度のことながら、たくさんの日本からのお土産を頂きました。 このブログもご覧いただいているようで、「押し麦」などのお心遣いに感謝感謝ですが、お返しは何もできなくて恐縮至極です。 書くことで、気が楽になり、書いたことで忘れられると思い、「イ・トイ」の思い出みたいなものを書いています。 近日中に、公開する予定です。
by payarn
| 2007-03-14 20:45
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