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Since May 26 2007 |
2007年 02月 26日
着替えに寝室に戻る。ベッドにはカバーがかけられていて、誰があけたのか窓も開いている。風に運ばれてきた「雨の匂い」がする。湿った土ほこりの匂いである。青蛙(キエット)のうれしそうな鳴き声も聞こえてくる。ヤモリも”降るぞ降るぞ(チョクチョクチョク)”といっている。4ヶ月以上にわたって、雨らしい雨にあっていないわけで、待ちに待った雨を予感させる感動の瞬間である。生き物たち、みんなうれしいそう。そんなことを感じながら庭を眺めていると、椰子の木など庭の木々も「喜びのダンス」を踊っているように見える。
今年になって初めてのことで、もうすぐ、雨も降る季節に入る。あとで聞いたところによると、そのころ、わずかながら降っていたらしい。 午前中は、晴れたり曇ったり、時々、パラパラと来る程度。午後からは、遠方でドロドロという雷鳴が聞こえる。だんだん近づいてきたが、パラパラ程度しか降らなかった。それでも、雨粒は大きい。 この時期の雨雲は、我が家のあたりにはやってこないことが多い。1回目は、10キロほど南のメチャン付近を通って東へ去っていってしまった。2回目は、数キロ北のドイトゥン付近。短時間とはいえ、雷や雨雲の様子から、ドシャ降りだったにちがいない。宵の口には、さらに北のメサイ付近。とうとう停電。2時間ほど複電しなかったが、その間にメサイに知り合いのあるものが、様子を問い合わせたところ、メサイでは激しい風と雷の中、大粒の雹が降ったらしい。 これからの時期、雷の季節で、停電や過電流によるパソコンの故障が怖い。UPS(簡易無停電装置)など、役には立たない。油断していて、今までに何度被害にあったことか。 野山の落ち葉や枯れ草も、カラカラに乾いていて、野火の延焼も怖い季節である。少しでも被害を食い止めるため、チャムトーンの枯れ草刈りを、人手を頼んで実施。あらかじめ予定したこともあって、野菜の収穫などの合間に、7人も手伝いに来てくれた。我が家を含めると10人以上で、作業もはかどり、1日で終わった。 作業中に、珍しい花を見つけてとってきたものがいた。 「ドーク・カーオ・デーン」という花で、タイ方薬の材料になるらしい。 花の形はかなり異なるものの、「葛」に似たマメ科の植物である。見た目は大柄で綺麗だが、名前のとおり、「生臭い匂いのする」花である。 多年生の植物で、つるの太さは大人の腕ほどもあり、高い木のてっ辺まで這い上がっていた。 どんな実がつくのかはわからないが「ジャックと豆の木」を髣髴とさせるような木である。
by payarn
| 2007-02-26 21:50
| 日記
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