ホーム・ページ
ランナー・タイこんなところに住んでます どこ、どんなとこ? わたしの家族 我が家のカレンダー 【 最近の追加・更新 】 写真集 『 ブナの森 』 (7/19) 検索
最新の記事
以前の記事
お気に入りブログ
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
Since May 26 2007 |
2007年 01月 07日
夜になると、東北の方角から、少し強い「冬」の風が吹くようになった1ヶ月くらい前から、ときたま、バサッという音が聞こえ、音のした方角を見て、しきりと犬たちが吠え立てることがあった。
かみさんが、懐中電灯をさげて、犬のほえているあたりをなにごとかあらんとあたりをみわたしても、別段変わったこともなかったそうだ。 我が家の犬たちは、よその猫などが、迷い込んでくると、吠え立て、人が介在しないかぎり、ほぼ、100発100中でしとめていて、苦情が来ても困るので、夜中に犬たちが吠え立てる時には、だれか彼かが、起きだして様子を見に庭に出て行くことが多い。 そのうちわかったことだが、ヤマイモの「むかご」が、落下して大きな音を立てるのだということが、判明した。 特に大きなものを拾い出して撮影したわけではなく、大きいものは、大人が手のひらを広げた程度のものも。 高いマンゴーの気によじ登った「ヤマイモ」の蔓が枯れて、こんなに大きな「むかご」が、落下したわけで、大きな音を立てるのも当然というもの。 実は、この「ヤマイモ」、このあたりでは見られないものだそうで、家人たちの記憶によると、数年前に、どなたか、我が家を訪れたお客さんからいただいたもので、冷蔵庫の中で芽を出していたので、植えたものらしいが、さっぱり記憶にない。年のせいとはいえ、情けない限りである。 さらばとて、この「むかご」、美味しいにちがいないと、昼食の「ひやむぎ(?)」で試食してみた。 かみさんたちは、口のまわりが、かゆくなったり、言語障害がおきたりするかもしれないから、やめておくように、騒がしかったが、そこは、男、なるようになれと一念発起、勝負してみた。 すりおろすそばから、茶色に変色していく。「ナガイモ」などより、ずっと粘りがある。 口にすると、味は、自然薯とは異なるとはいえ、なかなか美味。 食後も、みんなが心配していたことも起こらず、みんなで、「むかご」拾いに精を出しているうち、親イモを掘りだすことになった。 かみさんと二人で、小1時間かけて、大事に掘り出したのが、下の写真。 計量してみたら、なんと、18kgちょうど。 これが、食用になるということがわかった、かみさん、親イモはおろか、「むかご」まで、種イモにと、おがくず入りの篭の中にしまいこんでしまった。 2,3年後には、1トン近い「ヤマイモ」になっているかもしれない。 とはいうものの、親イモの方は、近々、「麦とろ」にすることを、ひそかにたくらんでいるのだが・・・。全部使えば、100人前以上の「麦とろ」ができてしまいそうである。 『卵、たちまち、山芋、やたら』というくらいで、精力がつきすぎて困ることにでも・・・。 ヤマイモの仲間を総称して「ヤムイモ」というのだそうだ。 ひょっとして、語源が同じかも。 ところで、このイモ、今のところ、種を同定できないでいる。 このあたりで見られる、蔓にトゲのあるヤマイモは、芋が紫色をしている。これも、かなり大きな芋ができる。芋や蔓が紫色(アントシアンだそうだ)かどうかは、種の同定の重要なファクターであるらしいので、このイモは、種が異なるもののようである。 このあたりで「虎の手イモ(マン・ムー・スア)」と呼んでいるヤマイモは、蔓にとトゲもなく、芋もずっと小さい。 日本でいうところの「大薯(ダイジョ)」にも、蔓にトゲはないようである。 今年、葉が出て、花でも咲いたらころ、また詳しく調べてみるつもりでいる。 空から降ってきた、まさに「天の恵み」に、感謝感謝というわけである。
by payarn
| 2007-01-07 18:02
| 日記
|
ファン申請 |
||