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2012年 02月 12日
今朝5時45分、我が家の外気温は、15.6℃。天気、晴れ。うす雲。
農業気象観測所の今朝の最低気温、14.6℃。昨日の最高気温は、33.3℃。 チェンライ測候所の最低気温は16.2℃。 今日も微風で、「カスミ」空。 今日もまた、猫、猫、猫、猫に明け暮れた一日だった。 【「シーシュポスの岩」】 我々夫婦がやっている行為は、ギリシャ神話に出てくる「シーシュポスの岩(the stone of Sisyphus)」そのものではないかと、つくづく思えてきた。「不条理」そのものである。精神的には、これでもかこれでもかといたぶられ、報われることなど、まったくない意味のない行為のようにしか思われない。 なんと愚かなことか。それでも相変わらず繰り返している。「業」というものだろうか。 【「ミム」の墓堀り】 養魚池の傍の「サラー」においてあったケージを、家に持ち帰るために運び出したあと、サラーの中を片付けようとして「キック」が「アンペラ」を持ち上げたところ、その下に「ミム」の死体が或るのを発見した。半開きの口からは、歯ぎしりをしている歯がむき出しになっていて、眼窩も落ちくぼんでいた。地獄の悪魔の形相である。その様子からすると、一昨日(10日)以前に生き絶えたにちがいないと思われる。8日の夕食時から、姿が見えなかったわけで、この場所に隠れて2日前後たったあとのことにちがいない。なんともあっ気ない最後だった。 1年も前から、手足に潰瘍のようなものができる病気を患っていいて、ガリガリに痩せていたのだが、去年の秋ころ、たった1回の治療だけで、すっかりよくなり、痩せ細っていた身体もふっくらしてきて大きくもなり、やっと雄らしい体つきになってきたばかりだった。雄らしくなってからは、気持の方も雄猫になったのか、このところ島の番人よろしく、竹の橋の前で、小屋組の猫が侵入してくるのを追い返したりしていた。 「ミム」が死んで、「オン」、「オーン」の子猫たち、「オン」の2回目の子猫まであわせると15匹いた子猫も、残されているのは「パンダー」1匹だけになってしまった。「パンダー」が2回にわたって産んだ孫猫にあたる子猫も、6匹がことごとく死んでしまった。 家猫の「ミム」もいなくなり、これで、「ミム」という名の猫はいなくなった。 「ミム」が、よく日向ぼっこをしていた灌漑用水脇に一昨日埋葬した「トゥンタム」たちの隣に埋めてやった。 今日もまた、諸行無常! 【部屋猫】 「ブンラーイ」、「サムリ」、「ヌン」の3匹は、どうやら絶望のようである。昨夜は、部屋の中には、「モー」、「ウェン」、「ナーム」の3匹だけだったが、「ナーム」は夜の魚は食べたが、真夜中にになってまた吐いた。今にも危ないという感じではなかったが、「ブンティン」と同じ症状になってきたので、助けられそうになくなってきた。 「モー」も、「ウェン」もまったく食べなくなった。(午後3時、「モー」がとうとう吐いた。)いよいよ部屋猫「全滅」の時が近づいてきた。 最後の2匹までもと思うと、全身の血がサーッとひいてくる。心臓の薬「ニトロ」が離せなくなってきた。 絶望とはいえ、一縷の望みをいだいて、「ブンラーイ」、「サムリ」、「ヌン」の3匹をクリニックに連れて行った。 3匹とも点滴入院ということになった。「マカロニ」状態である。しかも、今日は、夕方迎えに行くのではなく、3匹とも本格的な入院で泊まりということになった。もちろん、こんなことははじめてである。入院費、1匹200バーツ、しめて600バーツ。無駄金のような気がしないでもないが、だからといってどうすればいいのか、見当もつかない。いっそのこと、すべて「安楽死」させてしまおうかと妙な考えがひらめいてきたが、生き物の命というのは、そういうものではないと、背後で誰かが言っているような気がした。 明日朝から、どうしても欠席できない葬式があって、3匹の猫には、これが今生の別れになる可能性が大きく、ケージの中で、顔を見あげて鳴いていた姿が目に焼きついてはなれない。 何かあれば、かみさんの携帯に電話もらえることになっているのだが、ひょっとすると、今夜の内に引きとりに来いといわれるかも知れないとドキドキしている。 かみさんは帰宅早々、1階、1、2階の洗面所、階段部屋のすべを殺菌消毒薬「Dettol(Parachlorometacresol)」の希釈液で、ふき取って大掃除をしていたが、正直何を今さら、遅きに失した気がしないでもない。 このままいけば、1週間以内に、1階の部屋猫はすべて昇天という可能性が大きくなってきた。 「神様」がいるのなら、お願いしたい、1匹でも2匹でもいいから助けてやって欲しい。 【子供たちほか 】 「プッキー」は、午前中、「シーパンライ」の級友の姉の結婚式に出席。 「キック」は午後から、「おやつ」持参で、学校へ。グループ研究の発表期限が明日ということで、プリンント・アウトするためだそうだが、なんとなくいやな感じ。 かみさんも、午後猫たちの餌を準備したあと、義姉の姉の野菜とりの手伝いで畑へ。猫たち、餌には口をつけなかった。 【チャムトーンの猫たち】 「コット」は、もう大丈夫。ケージからは解放してやったのだが、かみさんにまとわりついて離れなくなってしまった。家の部屋猫が一大事でなければ、家に連れ帰ってやりたい衝動に駆られるが、今はそういうわけには行かない。 「ユング」の子猫のもう1匹は相変わらず姿が見えなかったが、多分どこかで死んでいるにちがいない。 「パンダー」は、このところ、どこにも行かず落ち着いているようだが、万一、出かけてしまえば、「オン」がよくあちこち出かけているので、「ゴンゾウ」1匹だけになってしまう。 「ファー」は、今日も小屋での食事を済ましたあと、島にやってきたが、どうやら妊娠しているようである。
by payarn
| 2012-02-12 18:04
| 日記
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