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2011年 08月 20日
今朝4時55分、我が家の外気温は、24.3℃。 天気、こぬか雨。
農業気象観測所の今朝の最低気温は、23.8℃。昨日の最高気温は、30.5℃。 明け方からの小雨、日が昇る時刻になると、時折ザーッと降ってきて、2~3mの風もあって、なんとなく台風くずれの「熱低」のもたらす雨のよう。かみさんも、台風が近づいているのかと聞いてきた。天気図を見る限り、そんな気配はなく、インド洋方面からのまとまった雨雲がやって来たのではないかと思われる。インターネット回線が落ちないところを見ると、チェンライ方面ではそれほどの雨は降っていないのかもしれない。 【「プッキー」、入院】 元気はなかったが、昨日の夕食は、一緒に食べた。「プッキー」は、「刻みキャベツ」抜きのトンカツ。 「豚肉」を食べたのがよくなかったのか、食後しばらくして泣きべそをかくほどの激しい頭痛に襲われ、チェンライ市内の「オーバーブルック病院」に入院することになった。 8時近くになって、「アイ・タン」の運転するピックアップで、親子3人で出かけて行った。 一昨日の「物見」の「宣託」が信用出来ないというので、「プッキー」たちがでかけて行ったあと、かみさんは、今度は、隣村「ムンシュム」の「霊能者」のところへ、お伺いをたてに行った。なんといわれたか聞いてないのでわからないが、深刻そうにはしていないところを見ると、大したことは言われなかったにちがいない。 義姉の具合が今ひとつで、早起きできず、「ノイ」も「プッキー」の付き添い。かみさんは、いやでも早起きしなければならないわけである。朝のしたくは、「キック」に手伝わせて、ふたりでやっていた。 【「プッキー」、重症?】 昼前に、病院(「オーバーブルック」)にかみさんと「キック」と3人でようすを見に行った。 えらいことである。「プッキー」は、「インフルエンザ(ไข้หวัดใหญ่)」と、「カイ・ラーク・サート(ไข้รากสาด)」の2重感染だという診断。 「カイ・ラーク・サート」というのは、何種類かあるらしいが、『日タイ辞典(冨田著)』によると、昨日の血液検査の結果の「カイ・タイファット(ไข้ไทฟัด)」 、「発疹チフス」もそのひとつらしい。同書によると、それ以外に、「腸チフス」や「パラチフス」も、「カイ・ラーク・サート(ไข้รากสาด)」の一種らしいのである。 、「発疹チフス」にしろ、「腸チフス」んびしろ、「パラチフス」にしろ、すべて日本では「法定伝染病」に指定されている重い病気である。強力な薬が開発されて、かつてのように命にかかわるなどということは少なくはなっているのだろうが、しんぱいである。食欲もなくなってきて、病院で支給された昼食もひと口ふた口しか食べられなかった。長びきそうである。 昨日入院したときには、適当な小部屋の空き部屋がなく、VIP用の1泊2650バーツの部屋に入っていた。ホテル並みの部屋代だが、ヘタなマンション顔負けのへやだった。ドアを開けて中に入ると、かなり広めの病室、その脇には、「ダイニング・キッチン」、電子レンジまで用意してある台所付きである。突き当たりの窓際には、普通の個室の病室と同じソファベッドがあて、リビング風になっていて、その隣りには、なんとドアで仕切られた安ホテル並みのツインベッドが用意された付添い人用の寝室兼居間。すべてあわせると、100㎡近くはありそうである。 昼過ぎ、普通の個室が空いたというので、1泊800バーツの個室に移ったが、入院費用のうちでも部屋代がかなり大きなウェイトをしめるものの用である。 家の方も放ってはおけないので、途中の「バンドゥー市場」で食材など買ったあと、3時過ぎには帰宅した。 【3年ぶりの洪水】 明け方までの昨夜の雨は、ほんのわずかばかりだったが、7時過ぎたころからの雨が凄まじかった。1時間あたりの雨量に換算すれば、100~200mmにも達したであろう降り方の局地的豪雨。とりわけ、メカム川の上流一帯の山地の雨量が多かったようである。それにしても、正直、今回の雨でこれほどの洪水になるとは予想もしていなかったが、3年ぶりか、5年ぶりかの大水になった。哀れ、我が家の「牛蒡」も完全に水没してしまった。 チャムトーンの奥の「シーパンライ」へ通じる道路が冠水して、車では入れなくなっているらしく、「タイヤイ部落」では、何軒かの家が家が「鉄砲水」で流されるという被害もでているらしい。 我が家でも、被害があった。 チャムトーンの一番小さい池からは水があふれ出ていて、池の傍の庭には、池から逃げ出した「鯰」がくねくねと行列を作って下ってきていた。門を明けて中に入ると、先ずは、かみさんと「キック」と3人で鯰の回収。すでにかなりの「鯰」が、脱走に成功していたようだったが、それでも、2~30匹は、回収し、生簀に収容した。 次は、雨量のわりに、養魚池の増水が多かった原因を究明し、配水管の目詰まりなどを掃除。 旧灌漑用水の水位が異常に高く、お隣リの「ター」の池をはじめ、まわりの畑も完全に冠水。旧灌漑用水から現在の灌漑用水に流れ込む土管が土砂や枯れ草などで塞がっているを掃除。最初「クイ・タム」が見に行ったのだが、さすが「いい加減男」の「クイ・タム」のこと、なすすべもなく、土管が細くて役立たずだよと帰って来たところを見に行く。予想通り、何もする気がなかったにちがいない。チョロチョロ音がしている土管の入口付近の枯れ草などを取り除いていくと、すこしづつだが、流れ始め、鉈を取りに戻って本格的に掃除したところ、危険を感ずるほどにどっと流れ始めた。これで、1~2時間もすれば、旧灌漑用水の水位は、普通の状態に近くなるにちがいないし、あたり一帯の畑の冠水もほとんど解消されるにちがいない。 養魚池のほとりには、上の池と鯰の池の間に道があって、奥の「アヨート」の土地や井上さんの土地に行けるようになっているのだが、この道、最近は大雨の時には、雨水の通り道になっていたのだが、今回もどっと流れてきた水が道路の上を流れ下ってきて、上の池に流れ込み、上の池の傍の松の木が、池の中にずり落ちてしまった。このままでは、ピックアップなどが通るのは危険になってしまった。出来るだけ早く補修工事をしなければならなくなった。 一番上の写真は、冠水してすっかりメカム川の一部になってしまった、我が家の裏の畑。「ササゲ」の向こう側に「牛蒡」が植えてあるのだが。 中は、チャムトーン変も途中にある田畑。こちらもすっかり冠水して、メカム川の「氾濫原」になってしまっている。この流れの下には、つい10日程前に田植えをしたばかりの「寺田」などがあるのだが、今年の米の収穫は絶望的である。 下は、夕方近くの「灌漑堰」。すでに許容範囲一杯の水位になっている。 朝のうち見物人や流木拾いであふれていた堰の上には、もう誰もいない。 【猫たち】 今日3匹、避妊手術のつもりだったが、県の畜産課の獣医でもある「モー・サンタット」が、休日勤務のため、来週の土曜まで延期。 「オラパン先生」のところでも頼めないわけではないが、クリニック専業の「オラパン先生」のところだと、1匹あたり2倍近い500バーツ前後の手術費用がかかり、今回全部で7匹の避妊を予定しているので、「モー・サンタット」にお願いすることに。 実は、「プッキー」の入院や洪水騒ぎなどで、猫どころの騒ぎではなくなってしまって、「獣医」の都合が悪いのがかえってよかったような事態になってしまった。
by payarn
| 2011-08-20 21:39
| 日記
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