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2010年 01月 08日
今朝6時50分現在の我が家の外気温は、なんと20.2℃。今朝の天気、本曇り。
気象観測所の今朝の最低気温は、19.6℃。昨日の最高気温は、27.4℃。 空港の脇にある測候所の観測では、今朝の最低気温は20.9℃なので、我が家の気温は「焚き火」のせいだとは思われない。風はほとんど無風に近い。この時期としては、とんでもない気温である。 「雨」がほしいのだが、降りそうで降らないわけで、期待できない。今朝方、メチャン市内には雨があったらしいが、我が家のあたりまではやってこなかった。 昼前からはすっかり晴れ上がってしまい、”今年の寒期は、もうお仕舞いになっちゃったんかいね”と、熱いのが苦手のかみさん、半ばヤケッパチである。 【「トゥ・ヤート」の葬儀(1)】 出家者の葬式には、近在の9つのお寺の住職が列席することになっているらしい。その中で、首座を勤めるのは、20年近く前に、メカム町内のお寺では、始めて「クルーバー・アーチャーン(ครูบาอาจารย์ู)」という田舎のお寺では、滅多にお目にかかれない高い位を授けられたメカム寺の坊さんである。当時は、メカム寺の住職は、別の坊さんだった。現在は、どういうことになっているのかはわからないが、「メカム川の精霊祭り」などで首座を勤めるのもこの坊さんである。当時はまだ、坊さんとしてはそれほどの年令ではなかったが、もう、70才は越しているものと思われる。 この人、父方の祖母の弟(ハマガワのゴサクさ)を髣髴とさせる顔つきの坊さんで、親近感を感じた坊さんである。 坊さんの葬式では、音曲など、騒々しい音は出してはいけないということになっているのか、静かそのもので、村内に葬式があるなどとは思えないほどである。 静かな葬式、日本の葬式を思い出してしまった。 【「イム」、帰って来た!】 今日、何はともあれ書いておかなければならないのは、行方不明になっていた「イム」が、2週間ぶりに帰って来たことである。 長い間、姿が見えず、犬にでも襲われて死んでしまったにちがいないと、すっかり諦めていたかみさん、「オトウサン、オトウサン、『イム』が帰って来たよ!」と、うれしそうに大声をあげていた。 どこで、どうやって生きてきたのか、さほど痩せてはいない。どこかに、暮らしていける場所を見つけたにちがいないので、このまま居つくかどうかはわからないが、”こいつあ~、春から縁起はいいやな~”という心境である。 「塞翁が馬」も、いい方に転んでくれれば、言うことはないというものである。 かみさんも、心配で、買い物から帰った午後2時過ぎ、「イム」も顔色伺いにチャムトーンに出かけて行った。寒さもすっかり吹き飛んでしまった陽気で、養魚池の島で、のびのびと寝ていたそうである。 抱き上げてやったら、なんともいえない満足げな顔つきで、かみさんの顔を見上げていたそうである。 このまま落ち着いてくれればいいのだが。 【「父兄会」】 9時からということで、チャムトーンの日課を終らないうちに、「ノイ」と出かけて行った。 「教育費15年間無償政策」によって政府から支給される制服代やその他文具の費用が支給されるというのが主たる会の目的のようだが、明日の1月第土曜日は「こどもの日」ということもあって、子供の教育に対する学校からの要望や生徒一人一人の素行調査のくっかなどの話があったらしい。 「キック」については、教師からはあまり良くは思われていないらしく、かみさんは、教師の「えこひいき」に、少々腹を立てていた。 校内に「カレシ」がいるかどうか訊ねたところ、学校内にはいる風ではないが、校外のことはわからないと余計なことを言っていたらしい。 「教育費15年間無償政策」というのは、かなり面倒臭い仕掛けのようで、生徒一人一人が購入してくる対象文具費のレシートと引き換えに、限度額まで現金を支給する制度のようである。 教師と文具商が結託して、悪いことをしないように「現物支給」は極力しない制度らしいが、政府予算で支給される金額を、現金で支給するわけにはいかないのだろうか。 余談だが、小中併設校などでは、「校長職(ครูใหญ่)」の上に、「学園長」とでも呼ぶべき「学園理事長職(ผู้อำนวยการโรงเรียน)」があり、今回の「保護者(ผู้ปกครอง)宛」の通知も、「理事長名」になっていた。 「理事長」というのは、中央の省庁とも直結している役職のようで、格下の「校長(ครูใหญ่)」というのは、一般教員と大旨同じ仲間ではあっても、「理事長」は雲の上の人のようである。 「理事長」のいる学校の「校長」というのは、なんとなく「番頭さん」のような存在で、気の毒な気がしないでもない。 【買い物、理髪】 いつものメチャンの米やに、犬用、鶏用の砕け米を買いに行く。併せて1250バーツ。 ついでに、米屋のすぐ近くのメチャン川べりの、行きつけの床やで調髪してもらう。洗髪抜きの理容料金は40バーツだが、まあまあに刈り上げてもらったので、100バーツ置いてきた。 「チップ」など、柄でもないことはジュウジュウ承知しているが、若いときに、「理髪店」の「髪結いの亭主」をやっていたことがあって、そのころからの習慣(?)で、「床や」にだけは、気分がいいときには「チップ」を置いてくることにしている。 【「唐三彩」】 上の写真は、「唐三彩」のよく見かける作品、『騎馬人物俑』である。 「唐三彩」というのは、白、緑、褐色や藍色の釉を使って比較的低温で焼いた、唐代(7~8世紀ころ)の焼き物だそうである。 なんとなくワザとらしく、しかも稚拙さを感じさせられて、好きな焼き物というわけではないのだが、毎日通るチャムトーンの門の脇の旧灌漑用水に、「水の中の唐三彩」を見つけて、もしかすると、こんな光景が、昔の陶芸家にヒントを与えたのではないか思い、気にかかっていたので、載せておくことにした。 鉄錆とアオミドロの色あい、「唐三彩」そのものの色合いである。 余談だが、写真の右側の植物は、「サトイモ科」の植物だが、芋はつかない野生植物。近縁の植物で、やはり、芋のつかない「ボーン(บอน)」とか「トゥーン(ตูน)」という、生の芋がら(葉柄)を食用にする植物がある。写真のこの植物は食用にも使われない、ただの雑草である。
by payarn
| 2010-01-08 20:12
| 日記
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