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ランナー・タイこんなところに住んでます どこ、どんなとこ? わたしの家族 我が家のカレンダー 【 最近の追加・更新 】 写真集 『 ブナの森 』 (7/19) 検索
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2008年 09月 14日
【 「ドゥアン・シップソン・ペン」の朝 】
「ドゥアン・シップソン・ペン(12月の満月)」の朝は、雨ではじまった。 しんしんと降る雪国の朝を思わせるような、シトシト雨の朝は、静かである。その静寂の中から、いつもの「仏日」と同じように、山のお寺からの「読経」が聞こえてくる。 家人たちは、普段よりかなり早起きして、6時前には、正装に着替えて、小雨の中をバイクで、お寺参りに出かけていった。ピックアップで送っていこうかと言ったが、傘をさしていくからいいと、やんわり断られてしまった。我が家からだと、山のお寺までは、ほんの数百メートルの距離ではあるが。 チェンライの「ドゥアン・シップソン・ペン(12月の満月)」は、中国の「中秋節」、「お月見の日」にあたるわけで、もしかすると「中秋節」と関係がある行事だったかもしれないが、今ではその名残も見られない。 この日は、タイ新年の「ワン・ピヤワン」、「カオ・パンサ」、「ジーペン祭り(ロイカトーン)」と、年に4回ある「祖先供養の日」ということになっているようである。 祖先といっても、遠い昔の祖先というのではなく、亡くなった、両親や祖父母、などの比較的近しかった人たちに、「ご馳走」などを届ける日なのだそうである。 祖先にとなると、普段の托鉢などとは違って、少々奮発することにもなるようである。 我が家の場合でいうと、父方の祖父「ポロン・アイ」と祖母「メロン」、母親、末の妹の4人が「ご馳走」にあずかる祖先ということになる。 「くだもの」や「お菓子」など、持ちきれないほどもって出かけた家人たちが、やっとお寺に着いた頃から、ドシャ降りになったが、ほんの10分足らずで小やみになった。 3日ぶりで降ったこの雨、庭の植物たちにとってはちょうどいい「お湿り」になったようであるが、これからは、そうそう思うようには降ってはくれないので、庭の草木には潅水が欠かせなくなる。 ほどなく、家人たちは、さして濡れることもなく、お寺参りから戻って来た。 昨夜、「紫蘇」の「蒔き床」に新聞紙をかけておいてよかった。忘れていたら、このドシャ降りの雨で、芽出し前の種子が飛ばされてしまうところだった。芽が出て、根を張ってしまえば少々の雨なら平気だが、今の時期は、雨粒よりずっと小さい種子は、遠くまで飛ばされてしまい、「アリ」のご馳走になってしまう。 発芽するまで、掛けっぱなしにしておけばいいようなものだが、「紫蘇」の発芽には「太陽光」が必要なのだそうで、日陰のままにしておくわけにもいかず、雨がやんだあと、大急ぎで取り除いた。 【「おが屑」調達】 猫のトイレ用の「おが屑」を調達に出かけた。 今日は、「クイ・タム(義姉のつれあいのタム)」がいるので、運転手だけ頼むといわれた。 「降圧剤」のせいで、最高血圧が100ちょっとというのでは、ちょっと動いただけで疲れやすく、「半病人」状態である。 午後も、3時、4時くらいになると、130台になるため、少々の肉体労働も気にならなくなる。 いまさら、この年で肉体労働をしようとは思わないが、それでも、日々の「日課」のなかには、身体を使わないとできないことの方が多い。 「おが屑」は、いつものメカムの材木やで分けてもらうのだが、肥料袋1杯4バーツ。先約があるからと、20袋だけということになったが、30袋近くもらってきた。 この「おが屑」、「精米工場」の「燃料用」だけではなく、最近種類も多くなった「キノコ」の「培養床」にも使われるらしい。 このような利用方法がなかったころは、無料で、しかも感謝されて分けてもらえたのに。 そのうち、日本と同じように「畑作」の土壌改良用に使われるようになれば、猫のトイレも、以前のように「川砂」を使うしかなくなるのかもしれない。 #
by payarn
| 2008-09-14 16:18
| 日記
2008年 09月 13日
【 クリニック予約日 】
今朝は朝から快晴。空を見上げて、「秋」の空気を感じた。 まだ、「水酸化アルミ」の胃薬の影響が残っているようで、かなり、血圧が下がっていてだるかったが、なんとかチェンライまでは行けそうで、自分で運転して出かけた。 「キック」、「プッキー」も一緒。 医者曰く、やはり、「BRYGEL」は、ノー。個人差もあって、たしかなことは言えないが、他の薬にした方がいいとのこと。 5週分の薬をもらって帰る。 【「娘のオッパイ菓子」】 昨日の日記にも書いたが、明日は、「中秋節」。タイ人の社会には「お月見」の習慣はないものの、最後の月、12月の満月の日ということで、「ドゥアン・シップソン・ペン(เดือนสิบสองเพ็ญ )」とかいって、「大仏日」ということになっている。 ちなみに、中部タイの「ドゥアン・シップソン・ペン」は、「ローイ・カトーン(流し灯篭祭り)」の日にあたる。 「自家製の菓子」とか「くだもの」などを持って、寺参りをするが、その前日の今日は、「ワン・ホー・カノム(วันห่อขนม)」、「包み菓子を作る日」である。 我が家でも、バナナの葉っぱを三角形に巻いた「カノム・チョク(ขนมจ๊อก)」を作った。 この菓子、中部タイなどでは「カノム・ティァン(ローソク菓子)」というのだそうだが、蜜蝋から作った昔のローソクは、こんな三角形をしていたのかも。 また、この三角形の菓子を、若い娘のおっぱいにみたてて「娘のオッパイ菓子(ขนมนมสาว)」などと呼ぶこともあると、『タイ日辞典(冨田著)』に出ていた。もっとも、「バナナの葉の上着」を脱がせて見なければ、そんな感じには見えないでしょうが。 この菓子、タイ正月(ソンカーン)や入安居(カオパンサ)に作るものらしいが、このあたりでは、「シップソン・ペン」にも作るのだそうだ。 今回の我が家の菓子は、「タイ・メロン」のジュースで練ったもので、特製のフルーティな「カノム・チョク」である。 「スナック菓子」などとは全く異なるこの伝統の菓子、何時までもなくならないでいてほしいものである。 【「残暑」の季節】 23日、あと10日もすると「立秋」。秋たけなわ。日本では、「くだもの」の美味しい季節到来であるが、聞くところによると、最高気温はチェンライ並みらしく、まだまだ暑いらしい。 ジメジメ雨がなくなったチェンライは、日中の暑さは、かなりのものいで、庭の草木もグッタリ状態。 少し風があって、陽射しが強いと畑の乾燥も急激に進み、潅水が必要になる。 「ゴボウ」は、朝晩水撒きしてやらないと枯れてしまいそうである。 北の方へ移動して繁殖していたにちがいない「シラサギ(多分、チュウサギ)」の家族も帰ってきた。そろそろ、四川や雲南の夜は寒くなってきたということなのかもしれない。稲田の中での餌とりの技術を習得した「シラサギ」にとって見れば、この季節、このあたりでは、食料は無尽蔵である。今のところは、我が家の養魚池の魚をあてにされることもないようである。 今日の夕方には、「オオコウモリ」も餌とりに山のほうへ飛んでいった。 鷲・鷹などの天敵が飛ばなくなる頃から、活動し始めるが、「フクロウ」などが飛び回る夜中までには、ねぐらに帰るようである。 感心するほど、うまい具合にすみわけをしている。 夏至の頃の日の長さは、13時間20分あったのが、今では、12時間を少し越すだけになってしまい、日が短くなったなあと感じられるようになった。「夜長の季節」到来である。 そうはいっても、バンコクやアユタヤなど、中部タイの洪水の季節は、これからだそうである。 タイの政界の「大洪水」も早く「水」が引いてくれないと、北タイの果ての方まで、被害が拡大してしまいそうである。 #
by payarn
| 2008-09-13 21:24
| 日記
2008年 09月 12日
【 異常血圧 】
今朝は、寝起き後、胸痛が気になって、「舌下錠」を使用した。 効果があったのか、程なく「胸痛」は解消した。 食前の「血管拡張剤」は、省略。食後、「逆流症」用に胃の薬も使ってみた。 チャムトーンから、いつもより早めに帰宅したころから、薬が効いてきたのか、極端な低血圧症状。血圧測定をしたところ、なんと、上が68、下が48。立ちくらみがするわけだ。 危ない危ない!「水酸化アルミ」の服用は、当分止めにした方がよさそうである。 【「サマック氏」、再選ならず!】 今日、首相指名議会が、開催されたが、与党議員の総ボイコットで定数不足のため、17日に再度議会が召集されることになった。 昨日までの様子では、「サマック氏」が、すんなり再選され、居座るのではないかと思われていたが、意外だった。 これで、彼の再選の目はなくなったにちがいないが、どこかに、強力な「参謀」がいて、 「PPP(人民の力)党」だけではなく、連立与党のすべてに、「サマック氏」回避の指令が、下ったような気がしないでもない。もしかすると、ロンドンからのリモコンなのかもと思うのは、いささかかんぐりすぎかな? どうやらこれで、「解散総選挙」は避けられそうにもなくなった。 「解散」ということになれば、「旧タクシン党」は、四分五裂することは避けられない。 つい先日、補欠選挙で当選したばかりの、「ラオーン女史」も、1年間で3回目の選挙ということになり、他人事ながら、本当に、ご苦労さまなことです。 【「旧暦」は、ややこしい!】 明後日、14日は、日本や中国の旧暦では、8月15日、「中秋の名月」である。 それが、中部タイ、すなわち首都バンコクあたりの「陰暦」では、10月、チェンマイでは、11月、チェンライの陰暦では12月にあたる。 この陰暦の暦は、現在でも、戸とある五トンせいかkつの中に登場するくらいで、つい、数十年前までは、カレンダーはこれしかなかったわけである。 今では、普段、生活している限りは、さして不自由はないが、ちょっとばかり視野を外に向けてみると、実にややこしいことになっていることがわかる。 カレンダー・システムが異なるということは、文化的には「異文化」地域ということであり、日常使われる言語の相違とともに、国家としても別の国家だったということをあらわしている。 ところで、当地の陰暦12月は、「雨期」明けも近く、当地には「秋」という季節はないものの、「雨期」から「寒期」へ移り変わる季節に入ったこと示している。 陰暦12月は、「メカム川」を魚が遡上する季節である。 また、犬・猫などの動物の繁殖の季節でもある。 配偶者選びに、うつつを抜かしている犬・猫が交通事故に遭った無残な姿をさらしているのもしばしば見かける、悲しい季節の到来でもある。 【本地様、来宅】 いつものごとくに、さまざまなお土産を頂いてしまった。 その中で、今回は、娘のケイにと、寿司屋台用に「簡易巻き寿司作成器(?)」や「にぎり寿司用型」、「おにぎり型」など、タイでは絶対に手に入りそうにないものまで頂いてしまった。 「海苔」、「干ぴょう」、「桜海老」や「巻き寿司」にも使える「とろろ昆布」など、すぐにでも寿司に利用できる食材などなど。 また、最近では、チェンライでも手に入りやすくなったとはいうものの、わざわざ日本から納豆まで持ってきてくださった。 日本の納豆とタイの納豆をひと目で見分けることが出来る娘がいたら。もっとも、この17日には自動車免許証取得のために戻ってくるので、しばらくは「冷蔵庫」で眠っていていただくことに。 また、小生用にと、「産経新聞」の「日本人解剖-第3章ルーツ-」『縄文人か弥生人か』の掲載されているページをもってきてくださった。 小生が、ブログで、このあたりのタイ人を称して「縄文人」とたびたび書いているのが気になっておられたようである。 いまでは、「縄文人」が、日本の先住民であることは、ほぼ定説になっているようだが、弥生人とのちがいが、一覧表で掲載されているので、自分で評価してみると、小生自身も、6~7割方は「縄文人」に入っているのを見て苦笑してしまった。 裏表4ページ分の記事は、さすが「産経」で読み応えのある記事が満載されていた。 長野時代に購読していた新聞も「産経」で、我々世代には、「産経」の「正論」はお気に入りの人が多いように思う。 書きもらしてしまったが、面白い容器に入っているマルコメの『料亭の味』もいただいた。 味噌というのは、空気に触れると味が落ちるもので、味噌容器はなんとかならないもんかと思ったことがあったが、大きめのプラ製のチューブ上の容器とは考えたものだと感心。 この「マルコメ」の工場、長野時代の借家住まいのアパートから、歩いて数分のところにあって、その頃のことを懐かしく思い出した。 リーズナブルな値段の「料亭の味」は、愛用の味噌だった。昔のなかまに会えたような気がして、感謝感謝である。 #
by payarn
| 2008-09-12 22:03
| 日記
2008年 09月 11日
【 体調 】
「降圧剤」などを使用し続けてきて、このところ比較的血圧は安定してきた感じがあったが、昨夜は、それまでと違って、夜に名手薬が切れてくるにつれて(?)上がるはずの血圧が、一向に上がらず、ついに、夜中の11時過ぎた頃から、最高血圧は100をきる寸前になってしまった。 こうなると、これはこれで変なもので、血圧がこのまま下がり続けてZEROになってしまうのではないかと、大変な不安。 ヨタヨタと階段を上がって、別の部屋で寝ているかみさんを起こしに行く。かなり大げさのような気もしないでもなかったが、「挨拶」もしないで行ってしまうのも、よくないかなというつもりもあった。 「降圧剤」や「血管拡張剤」などを服用し始めてこのかた、深夜から明け方の最高血圧が、150をきることなどほとんどなかったことである。 夜の食事も別段珍しいものなど食べていなかったが、明け方の胸痛は、もしかすると、「逆流症」かもしれないと思い、寝る前に、「BRYGEL」という、水酸化アルミを主成分にした胃の薬を使い始めていて、それが原因なのかもしれない。 寝床で目が覚めた後、起床前の胸痛、いくらか軽くなったような気がするが、まだ、完治したわけではなく、今のところ「BRYGEL」の効果のほどは定かではない。 今日は、朝食後の、Caブロッカーを省略してみたが、日中の血圧は、普段と同じように100近くまで下がっていた。 明朝は、Caブロッカーの代わりに、血管拡張剤を省略してみる予定。 【猫の朝シャン】 我が家には、3年前の集団風邪以来、鼻水やくしゃみの耐えない猫が数匹いる。 「ミム」以外のネコは、鼻をかむのも上手で、鼻糞が鼻の穴をふさぐ状態になって、息がつまりそうになる猫は「ミム」だけである。 朝晩、「ミム」の鼻の穴の掃除をしてやるのは小生かかみさんの毎日の日課である。 そんな過保護なことしてやる必要がないといえばいえないことはないのかもしれないが、意気も絶え絶えな「ミム」を見てみぬ振りなどは出来ないのである。 おまけに、この春先ごろには、人間の赤ん坊用の「鼻水」を吸い取るゴム製の手動ポンプ(?)も用意してあり、鼻水が鼻腔内に溜まってしまい、目ヤニになって出てくるほどになると、嫌がるのを承知で吸い取ってやることもある。 そんなときには、遠い昔、我々が風邪をひいて同じような症状になった時には、母親が、口で吸い出して鼻水を取ってくれたことを思い出すこともあった。 そんなこともあって、買っておいたゴム製のポンプなのだが。 そんな「ミム」の体毛が、半月ほど前から、鼻水で「ギタギタ」になることが多くなった。 鼻をかむのが下手な「ミム」は、自分の体毛でふき取ることを覚えたのかもしれないが、本来猫はきれい好きで、体毛が汚れて臭くなっているなどというのは、かなり重症な病気にでもかかっていない限りはありえないことである。 しかたがないので、朝晩、温水器の熱めのお湯で湿らせたタオルでふき取ってやることにした。にんげんでいえば、「朝シャン」である。 その時点で、かなりの暑さのお湯が残っていれば、拭いてやったそばから乾き始めるが、水だったらり、ぬるかったりすると、ティッシュペーパーで拭き、乾かしてやらなければならない。 こんな、愚にもつかないことをしながら、世話の焼ける奴だけど、仕方がないかと、昔の彼のことを思い出したりしている。 「ミム」についての詳しいことは、こちら を、ご覧ください。 【「事故米」】 今、日本では、自民党の総裁選挙、つまり、日本の首相選びのニュースで賑わっているが、もうひとつ、「三笠フーズ」という会社の、農水省が絡んだ詐欺まがいの商法のことが話題になっている。 カビが生えたり、残留農薬などのため、廃棄処分にするのはもったいと「工業用糊」に加工するために払い下げられた、「割り当て輸入」の外米を、食用途に「三笠」が横流ししていたのだそうだ。(農水省のお役人は黙認していたのではないかという陰の声もあるようだが。) そんな事が表沙汰になったため、全社員が解雇されたり、知ってか知らずか、この米を醸造用に利用した会社は、大量の「焼酎」を回収せざるをえなくなったらしい。 実業家というものは、バレなければ、何でもやって、利益を上げ、運良く事業規模拡大に成功したものが、「成功者」、「立志伝中の人物」ということになるのであって、「三笠」さんは気の毒なことにバレてしまって、一巻の終わりということになったようである。 今も昔も、ビジネスの世界というのは、他人を騙したり、泣かせたり、承知で迷惑でもかけるような「悪さ」をしない限り、そう簡単には、大きくはなりえないわけである。 それにしても、こんなこと、タイだったら、表沙汰にはならないんだろうなと、つくづく、「自己防衛」に気を使って、毎日を暮らさなければいけないんだろうなと自戒させられた。 それにしても、タイの政治情勢も、混沌としてきて、この先どうなってしまうのか気がかりである。 #
by payarn
| 2008-09-11 22:28
| 日記
2008年 09月 10日
【 「中秋月餅」 】
24時間以上、全く降らなかったのは、随分久しぶり。 いつものように、夜半過ぎから、雨雲が見られ、稲光もあったようだったが、朝まで持ちこたえ、日中は、カラリと晴れた日本晴れ。 大気も目に見えて乾燥してきて、そろそろ「寝具干し」もできそうである。 今度の日曜日、14日は、「中秋の名月」。 タイ人の社会には、日本のように「お月見」をする習慣はないが、華人系の人たちは、「中秋節」といって、日本と同じように旧暦の8月の満月に、お供えをする習慣がある。「団子」ではなく「月餅」のお供えをするらしい。 「フエカイ」の市場のあたりには、中華系の人たちが大勢住んでいて、毎年、この季節だけの「月餅や」が店を出す。1ヶ月ばかりの、はかない「月餅や」であるが、店の前には、「中秋月餅」と書かれた大きな暖簾や旗が、華やかで、初秋の風物詩をかもし出している。 「月餅」は、日本でも売られているものだが、この時期だけに売られている「高級月餅」は、タイでも高価な菓子のひとつで、日持ちがいいこともあって「贈答用」にも買われていくようである。 「餡」の材料など、さまざまなサイズ、種類のものが出回っているが、タイならではのものに、「ドリアン月餅」がある。(小生は、月餅に限らず、「ドリアン」を菓子などに使ったものは、好みではない。) いじましい話だが、中秋の名月を過ぎたころ、売れ残りの月餅が格安で手に入るのではないかと期待しているのだが、未だかつて、大幅に値引きされて売られているのを見たことがない。華人商法なんだろうなと、変に感心したり。 「月餅」は、「ジャスミン・ティー」など、茶受けによくあい、今年もどこかで手に入れようと思う。 「花より団子」。甘党には、たまらない季節がもうすぐやってくるが、「かぐや姫」が、「月の世界」へ帰って行く夜でもあると思うと、ちょっぴり物悲しい想いも。 【「チャムトーン」の道路の舗装】 養魚池の門前の道路が、ぬかるんで困る話は、何回か書いた。 この道路が、舗装されるかもしれないということも書いた。 その後、測量に係りのお役人が来ていた風だったが、よく見ると、このあたりの「灌漑用水路」の護岸工事の測量だったらしいことがわかり、「舗装」なんて、ガセネタだったらしいと、半ば諦めていたのだが、昨日になって、向かいにすんでいる従兄弟の「オー・ポー・トー」の委員・「トーン」がやってきて、年内に「オー・ポー・トー」の予算で舗装するということがわかった。 我が家の庭と同じ工法の、「竹筋コンクリート」で舗装するのだそうだが、4m四方で、目の間隔が20cmの「竹の格子」を、義父に発注して帰った。 材料費込みで、1枚60バーツというのは、随分ケチった発注価格ではあるが、舗装工事が近いことだけは確実になった。 順調に行けば、来年の雨期には、今年のように、ずっと手前に駐車して、200m以上もぬかるみの中を歩かされなくてすみそうである。 #
by payarn
| 2008-09-10 22:20
| 日記
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