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Since May 26 2007 |
2008年 09月 14日
【 「ドゥアン・シップソン・ペン」の朝 】
「ドゥアン・シップソン・ペン(12月の満月)」の朝は、雨ではじまった。 しんしんと降る雪国の朝を思わせるような、シトシト雨の朝は、静かである。その静寂の中から、いつもの「仏日」と同じように、山のお寺からの「読経」が聞こえてくる。 家人たちは、普段よりかなり早起きして、6時前には、正装に着替えて、小雨の中をバイクで、お寺参りに出かけていった。ピックアップで送っていこうかと言ったが、傘をさしていくからいいと、やんわり断られてしまった。我が家からだと、山のお寺までは、ほんの数百メートルの距離ではあるが。 チェンライの「ドゥアン・シップソン・ペン(12月の満月)」は、中国の「中秋節」、「お月見の日」にあたるわけで、もしかすると「中秋節」と関係がある行事だったかもしれないが、今ではその名残も見られない。 この日は、タイ新年の「ワン・ピヤワン」、「カオ・パンサ」、「ジーペン祭り(ロイカトーン)」と、年に4回ある「祖先供養の日」ということになっているようである。 祖先といっても、遠い昔の祖先というのではなく、亡くなった、両親や祖父母、などの比較的近しかった人たちに、「ご馳走」などを届ける日なのだそうである。 祖先にとなると、普段の托鉢などとは違って、少々奮発することにもなるようである。 我が家の場合でいうと、父方の祖父「ポロン・アイ」と祖母「メロン」、母親、末の妹の4人が「ご馳走」にあずかる祖先ということになる。 「くだもの」や「お菓子」など、持ちきれないほどもって出かけた家人たちが、やっとお寺に着いた頃から、ドシャ降りになったが、ほんの10分足らずで小やみになった。 3日ぶりで降ったこの雨、庭の植物たちにとってはちょうどいい「お湿り」になったようであるが、これからは、そうそう思うようには降ってはくれないので、庭の草木には潅水が欠かせなくなる。 ほどなく、家人たちは、さして濡れることもなく、お寺参りから戻って来た。 昨夜、「紫蘇」の「蒔き床」に新聞紙をかけておいてよかった。忘れていたら、このドシャ降りの雨で、芽出し前の種子が飛ばされてしまうところだった。芽が出て、根を張ってしまえば少々の雨なら平気だが、今の時期は、雨粒よりずっと小さい種子は、遠くまで飛ばされてしまい、「アリ」のご馳走になってしまう。 発芽するまで、掛けっぱなしにしておけばいいようなものだが、「紫蘇」の発芽には「太陽光」が必要なのだそうで、日陰のままにしておくわけにもいかず、雨がやんだあと、大急ぎで取り除いた。 【「おが屑」調達】 猫のトイレ用の「おが屑」を調達に出かけた。 今日は、「クイ・タム(義姉のつれあいのタム)」がいるので、運転手だけ頼むといわれた。 「降圧剤」のせいで、最高血圧が100ちょっとというのでは、ちょっと動いただけで疲れやすく、「半病人」状態である。 午後も、3時、4時くらいになると、130台になるため、少々の肉体労働も気にならなくなる。 いまさら、この年で肉体労働をしようとは思わないが、それでも、日々の「日課」のなかには、身体を使わないとできないことの方が多い。 「おが屑」は、いつものメカムの材木やで分けてもらうのだが、肥料袋1杯4バーツ。先約があるからと、20袋だけということになったが、30袋近くもらってきた。 この「おが屑」、「精米工場」の「燃料用」だけではなく、最近種類も多くなった「キノコ」の「培養床」にも使われるらしい。 このような利用方法がなかったころは、無料で、しかも感謝されて分けてもらえたのに。 そのうち、日本と同じように「畑作」の土壌改良用に使われるようになれば、猫のトイレも、以前のように「川砂」を使うしかなくなるのかもしれない。
by payarn
| 2008-09-14 16:18
| 日記
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