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Since May 26 2007 |
2008年 06月 01日
【 お寺の棟上げ式 】
かつて、わが「ノンギエン村」の寺の本堂は、田舎の村にふさわしい仰々しい飾りのない質素な造りで、その「数奇屋風」が気にいっていたのですが、10年近く前に取り壊されてしまいました。 そして、世間並みなタイ人好みの、けばけばしい本堂(ウボソット:อุโบสถ)の新築工事が始まり、8年後の今日、「棟上げ式」を迎えたわけです。 先だって、半月ほどの間、近郷近在の村々を車に載せられて引きずりまわされた、お寺の「棟飾り(チョーファー)」の最後のひとつが、今日、屋根の上にとりつけられました。 しばらく前に行われた、お隣の「メプーン村」のお寺の「棟上げ」には、主賓として王族のお越しがありましたが、わが村の「棟上げ式」の主賓は、「副郡長(パラット・アンプー)」で、しかも、引き綱を引っ張って、「棟飾り」を引き上げたのは、村民でした。 このあと、完成までには、まだ数年を要するにちがいないですが、村民の礼拝する仏像が安置される本堂は、「村の誇り」でもあるわけで、結構なことだと思われます。 この寺の檀家になっている隣村の一部を含めても、総人口、1000人足らずの村民が、村をあげて参加した盛大なお祭りになりました。 余談ですが、小さな子供の多いのにはビックリしました。 経済的に豊かになってきたタイ、何かと生きにくくなったのかもしれませんが、わが村も、残された年寄りが、孫の面倒を見させられる「託児所村」になりつつあるように思われて仕方ありません。 次期村長候補者の顔も見受けられます。 屋根の上で待っているのは、中部タイなどでは「バラモン僧」なのでしょうが、白装束を身にまとった寺大工と村の世話役です。 「棟飾り」が動き出すと同時に、「爆竹」のけたたましい音が鳴り響きます。 本堂の中はもちろんですが、柱や窓枠、入り口階段の欄干飾りの「パヤ・ナーク」など、ほとんどが未完成で、完成までの道のりは、まだまだ遠いようです。 今日のお祭りに参加しているお年寄りの中にも、本堂の落成式には参加できない人も大勢いそうな気がします。 今日引き上げられた最後の「棟飾り」が取り付けられれば、屋根の部分は一応完成です。 屋根瓦が葺かれて、今日上げたものを除く「棟飾り」などが取り付けられてから、もうかなりの年月が経過しているようで、未塗装部分には、すでに「黒かび」が見られました。 建築工事がなかなか進まない一番の理由は、費用の問題です。最低でも数千万円(1千万バーツ)以上の建築資金が必要な本堂の普請は、このように長期間になるのが普通のことのようです。 すべて、村ゆかりの信者の寄進だけが頼りで、住職の人徳頼みです。 わが村の住職は、一時、飲酒酩酊で「破門」寸前などということもあり、寄進は思うように集まらなかったようでしたが、坊さん改心したのか、やっと集まり始めたようです。 この間の、「勧進行列」でも、経費を引いた残りが、20万バーツほどあったようでした。 ちなみにですが、本堂の入り口の階段飾りの「パヤナーク」、ウロコ1個が、20バーツだそうです。すでに、ウロコ1000個の寄進もあるようですが、結構気前のいい信者もいるもんですね。 【 小さい池に、稚魚放流 】 チャムトーンの最も小さい池、30㎡くらいだが、今年は、水の溜まり方が早く、「雷魚(パ・リム)」の稚魚を50匹ほど放してあるが、草食性の魚がいないので、「タピヤン魚」の稚魚を、湯のみ1杯分、約200匹放流。 そのうちの15匹を、家の庭の水槽に、5匹づつに分けて放す。 植物食なので、少し大きくなれば「アオミドロ」を食べて水槽掃除をしてもらえそうである。
by payarn
| 2008-06-01 17:06
| 日記
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