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ランナー・タイこんなところに住んでます どこ、どんなとこ? わたしの家族 我が家のカレンダー 【 最近の追加・更新 】 写真集 『 ブナの森 』 (7/19) 検索
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Since May 26 2007 |
2007年 05月 22日
雨期の晴れ間に撮った写真をシリーズで掲載することにしました。
雨期の合間の青空は、実にきれいである。 チェンライを「高原」 という人もあるようだが、海抜400mほどの平地で、住み慣れていると、そんな感じはしないが、この吸い込まれそうな空を眺めていると、そんな気がしないでもない。 空色といえば、もう少し霞のかかったような薄い青色のことだが、空気が澄み切っているときの青空は、群青色に近い濃い青い色である。 あたりまえのことだが、年中こんな空が見られるわけではなく、1年を通してもそうたびたびは見られない。 雨期の晴れ間に広がる雲は、随分急いで流れていくことが多い。 時には、見る間に消えてしまったり、天空の青空ばかりのところに湧き出してきたりして、じっと眺めていてもあきない。 この写真は、先日「ドイトゥン」 に上ったときに撮ったもので、さすがにきれいな青色の空である。右の鉄塔は、電話会社の無線塔らしい。 この写真、ちょっとばかり気に入っていて、デスク・トップの背景に使っている。 「異常気象」という言葉、小生もたびたび書き込んできたが、あちこちであきがくるほど使われていて、何か、日常的な出来事のようになってしまった。 今年の乾期は、雨が全く降らなかった。 そのくせ、5月に入ったとたんに、「雨期入り」 である。 例年、5月初旬には、「雨期」 の走りのような気候になることはあるが、今年のように降り続いたことはない。 そのため、我が家の「リンチー」 は、まだ食べごろになっていない。 なんでも「ラニーニャ現象」とかいって、中南米沖の海水温が平年より低くなり、その代わりといっては変だが、インドネシアあたりからインド洋にかけての海水温が高くなるのだそうだ。 そのため、アンダマン海あたりに、「サイクロン」 の卵のような熱帯低気圧が、たびたび発生し、つぎつぎと前線上を北上してきて、中部タイの西側から、北タイにかけては雨が多くなるのだそうだ。 タイの気象局の発表では、30数年ぶりの異常天候なのだそうで、早くも、バンコク、アユタヤあたりで洪水になっているらしい。 確かに、20年あまり暮らしてきて、今年のような天候は、経験したことがない。 「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないが、中部タイあたりの野菜産地が冠水してようで、野菜類が高値になっていて、このあたりの農家は、ホクホク顔である。何しろ、この時期、例年だと、野菜類に水撒きが必要なほど、田畑は乾き、ちょっとでも油断していると、売り物にならなくなってしまうが、今年は、水撒きもスプリンクラーも不要で、手間なしで儲かるわけで、笑いがとまらない。 「アイ・タン」の「パッカナー(かんらん)」、たった2畝(うね)で、1万バーツを上回ったらしい。昨日の売値は、1kg17バーツだったが、今朝は、18バーツになっていて、20バーツも間近かということで、農家は売り惜しみをしているらしい。 1ライ(1600㎡)で、10万バーツ近くにはなりそうである。平年の4~5倍のみいりである。 現在の町長(カムナン)は、わが村の「タム」 氏だが、前任の町長が、昨日、警官のガサ入りを受けて逮捕された。 「ヤー・バー(覚せい剤)」、6万錠あまりが押収されたそうだ。 大邸宅に住んでいて、だいぶ羽振りがよかったらしく、「薬」を扱っているにちがいないという噂は、前からあったようだが、我が家のあたりでは、現政権になってからはじめての快挙である。 もう、60才を過ぎていて、二度と娑婆を拝むことはむずかしそうである。 タクシン政権時代だったら、「プラハーン・チビット(死刑)」 間違いなしなどという、陰の声も聞かれる。
by payarn
| 2007-05-22 22:56
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