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2012年 10月 30日
今朝5時10分、我が家の外気温は、21.2℃。快晴、西の山の端の満月が明るい。
農業気象観測所の今朝の最低気温、20.4℃、昨日の最高気温は、33.7℃。 真冬並みに発達した高気圧(「冬将軍」)のために、すっかり勢力を弱めてしまった台風23号は、トンキン湾から北に向かって上陸した途端に「はじき返され」、押しつぶされるように、後戻りしていた。珍しいことである。 【「ワン・オークパンサー」】 早朝まだ暗い5時をまわったばかり、お寺からの読経が聞こえてくる。住職「トゥ・サック」の「雨期明け」の合図のような経である。 善男善女、早朝から仕立てたばかりの一張羅の正装で、あれこれ盛りだくさんの供物を持ってお寺参りである。建前上は、先祖供養だが、奉納された供物の大半は、近隣の貧者や子供に分け与えられる。 今日は、北タイ陰暦の満月。暦上の「雨期明け(オーク・パンサー)」で、3ヶ月にわたって「寺篭り」をしていた坊さんたちも、今日からは晴れて外出ができるわけである。 これから「ローイ・カトーン(灯篭流し)」までの1ヶ月間は、中部タイなどの信者たちにとっては、「トート・カティン(カティナ供養)」の1ヶ月で、あちこちの寺に遠出しての「僧衣献上供養」がはじまるわけである。 もともと「トート・カティン」の習慣は、北タイにはなかったものだが、10年余り前から、都会からわざわざやってくる「トート・カティン」ご一行様も見かけるようになった。 北タイにも、似たような「タンブン行事」があるが、期間限定ということはなく、タンブン先がお寺に限られることもなく、学校だったり、婦人会だったりすることすらある。「タンブン・パパー・サマーキー」、或いは単に「パパー(ผ้าป่า)」と呼ばれている。 初めて「パパー」と聞いたとき、一瞬、えっ?こんなところまで「ローマ法王」が来るの?と思ったことがあった。 「パパー」とは、「森の衣」とでも言う意味だが、この場合、「火葬場」に捨てられたぼろきれでこしらえた「糞掃衣(フンゾウエ)」の袈裟のことで、坊さんは、このように捨てられた「襤褸切れ」のみを身につけていた時代の名残である。 いまでは、「トート・カティン(カティナ供養)」には地元の坊さん帯同で、貸し切りバスを使って大挙してやってきて、大金の寄進をしてゆく信者も見られる。そんなお寺には、あらかじめ連絡が入るらしく、山門近くには、日時などが記入された横断幕がはられ、お寺近くには、国旗や「ムカデ旗」などが賑々しく飾り立てられていることが多い。 近くの村の出身者がやってくることもあるが、お寺とは縁もゆかりもないところからの来訪者の場合もあるようである。 【種蒔き】 半年ほど前に、小林さんにお願いして日本から買ってきてもらった「サニーレタス」などのタネを蒔いた。 日本の野菜類は、暑い盛りではうまくないだろうということで、今まで、もちこしてしまったのだが、簡易苗床に川砂などで用土をこしらえて蒔いた。順調に発芽して育てば、来月下旬ころには、本畑に移植できるにちがいない。 「大根」、「ラディッシュ」、「シュンギク」などは、稲わらマルチの本畑に直播きした。 「結球レタス」やあまらしてある「サニーレタス」は、今日蒔いたものを移植した後、そのあとに蒔くつもりでいる。 自家消費のための野菜なわけで、時期をずらして蒔くのもいいだろうと、育苗用のポットは100本分ほどしかなかったが、買い増しはしなかった。 「サニーレタス」、順調に育ってくれれば、12月の初旬ころには、かみさん手作りの「ナムプリック・イープン」で、楽しめることになるはずだが。 【かみさんの体調】 数日前から、腹部に鈍痛があり違和感があるとのこと。腹痛の薬を飲むと、そのうちたいていはなおってしまうらしいのだが、今回は1日以上持続しているといいうので、病院で精密検査してもらおうということになったのだが、今日は、祝日ということもあって、まともな医者は出勤してきていないだろうからと、後日ということに。 【寝室燻蒸など】 2階の寝室に、ノミが大繁殖したとのことで、ずっと以前い小林さんからいただいた「アース」の「燻蒸式殺虫剤」を使用。 水で、煙が出る方式のものだが、ノミもさることながら、「コックローチ」が、10匹以上駆除できたのにはびっくりした。もっとも、この薬、「コックローチ」用なのだそうである。 ある程度の残留性もあるようで、猫たちが振りまいていくノミにも、しばらくの間は効果があるにちがいない。 午後、井上さんが、寄られた。 「ヤマモリ」の業務用の醤油(超大瓶)と、自家製の日本酒を料理用にと持ってきてくださった。 今日は、そば栽培用の人足探しで近くに来られたとのこと。人手不足で、山岳民族でも、女手でも日当250バーツ、男手だと最低でも300バーツだそうである。それでも、なかなか見つからないらしい。15年ほどの間に、田舎の賃金も5倍にまで高騰したことになる。 今年の生産者米価は、人件費の高騰の割には上がっていないらしいが、人件費の高騰で、手刈りの自然乾燥米など高嶺の花になりそうである。 【ビデオ鑑賞】 『BBC Earth 2011 ガラパゴス 進化の刻印』 『第3回 永遠なる変化』 (原康義、滝川クリステル) 『アニマルプラネットの世界』 (民放) 『メコン河の恵み ラオスとタイ』 【猫たち】 「ユング」、子猫たちを、番小屋の2階から、1階に降ろしてきたようで、1階でうろうろしていた。近いうちに番小屋の2階は解体する予定なので好都合である。 「モモ」は、まわり道をしながら、ベッドの上に到達。なかなか賢い猫である。
by payarn
| 2012-10-30 18:29
| 日記
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