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ランナー・タイこんなところに住んでます どこ、どんなとこ? わたしの家族 我が家のカレンダー 【 最近の追加・更新 】 写真集 『 ブナの森 』 (7/19) 検索
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2011年 04月 17日
今朝5時40分、我が家の外気温は、22.3℃。
今朝の天気、快晴。 農業気象観測所の今朝の最低気温は、22.3℃。昨日の最高気温は、35.5℃。 【グッピーの水槽、移動】 玄関脇の日蔭においてある水槽、年によっては、寒期の寒さのためにグッピーが全滅してしまうことがあった。今年は、なんとか全滅にはさせまいと、いくらかでも日のあたるところにと、寒期はじめに庭に移動させておいた。 今年は、暖冬だったということもあるが、元気で繁殖もした。 ところが、暑期に入って暑くなってくると、今度は「ぬるま湯状態」になってしまい、だんだん元気がなくなってきてしまって、元の場所に戻してやることにした。 移動できる水槽とはいえ、水が入ったままでは無理で、魚も水も全部出してしまったと、手伝ってもらってやっと運んだ。 犬の「囲炉裏」をみたら、今日は、キレイに片付けられてフタがしてあった。やっとどうやら、犬たちも「暖房」の必要がなくなったようである。 【「ワット・マイ・クンコン」】 チェンライの町中から、30kmほど西へ行った山の中に、チェンライでナンバーワンの高さの「クンコンの滝」がある。水量のある季節には、落差70mあまりある豪快な滝である。滝へは、車の行き止まりの「ドイチャーン森林公園」の管理事務所から、歩いて2kmほどで、途中にクサリ場のようなところもあって、健脚でも30分はかかる道のりである。 その事務所の1kmちょっと手前あたりを「パーンオー村」というのだが、この村、ベトナム戦争のころラオスから避難してきた人達が作った、現在でも30戸ちょっとしかない谷あいの小さな村である。 この村に「新クンコン寺」という、みすぼらしいと言っていいほどの小さな寺がある。(上の写真が、今日現在のこの寺の「本堂」の外観である。) この村の住職「トゥ・エット」は、わが村の山の寺の住職「トゥ・サック」と同期で「メカム寺」で受戒した「メカム」の男である。それぞれが寺持ちの住職になった現在でも、このふたりの住職のお付き合いは続いているが、どちらかというと「やり手」の「トゥ・サック」のところには、多額のお布施が集まるのだが、「トゥ・エット」の寺は、相変わらずの貧乏寺で、何かにつけて「トゥ・サック」は、援助している。わが集落「パ・ヤーン」の連中も、そんな貧乏寺のことを承知していて、「トゥ・サック」に連れられて、毎年のように「新・クンコン寺」に大挙して寄進に出かけている。 今日も、新年の「ダム・フア」ということで、「トゥ・サック」以下、6台の車を連ねて、100人近い老若男女が押しかけて行った。わが集落の人口の9割近く、生後2ヵ月から70過ぎまで、ほぼ全員が出かけて行ったといっても過言ではないくらいのものである。 実は、最初の予定では、今日の午前中に出かける予定だったが、わが村の山の寺には、今日になっても新年の「寺参り」の信者があとをたたず、午前中に出かけることができず、昼食後に仕度をはじめて出かけたので、午後3時近くになってようやく全員が先方の寺に行きついた。われわれは、早昼食で出かけたため、1時過ぎには、到着してしまい、さんざん待たされてしまった。気が小さいのが理由なのだろうが、我が家のかみさんの時間は、いわゆる「タイ時間」ではない。こんなときは、いつも待たされる側である。上の写真の「本堂」の前階段に坐っている待ちぼうけ姿は、我が家の連中である。 6台目の車もやっと到着して、3時ころから、本堂内で、「トゥ・サック」先導で「ダムフア」というか、「パパー」の簡単な儀式、読経が行われた。 「トゥ・エット」のたびたび「アヌモッタナー(「有難う」という坊さん言葉)」という読経(?)が印象に残った。しんそこ嬉しかったのだろうと思う。 儀式が終るや否や、大急ぎで、全員で、「クンコンの滝」に遊山。たいへんな車の数、管理事務所近くの駐車場はあふれてり道路上、右にも左にも路上駐車。管理事務所のスピーカーが、奥に止めた車が出られないので、前の車を動かすようにと、車のナンバーを大声で読み上げている、おそらく、今日1日で数千人の水浴びなどの遊山客が出かけて来たにちがいない。3時半過ぎたころでも、まだ2000人くらいは、谷あいの清流の中やその付近に敷いたゴザの上で飲食している。 時間さえあれば、我々一行も「滝つぼ」まで出かけるところだったのだろうが、夕闇も迫る時間帯になってしまったため、「滝つぼ」へは行かずに、なんとか路側に駐車スペースを確保して、用意して行った料理を広げて飲み食いのをはじめた。用意して行ったとはいえ、実際に料理や酒などを持ち込んだのは、我が家のほか、数軒の家だけ。毎度のことだが、ほとんどの連中は、「アゴアシ付き」の無銭旅行である。そんな連中の方が、余計に飲み食いするのがおかしいというか、「たかり」というか「乞食」というか、見ていて「さもしさ」を感じてしまう。「ケチ」な自分としては、そんな姿を見ていると不愉快になってくる。 「ドイチャーン森林公園」の看板。 「クンコンの滝」の水源は、「ドイチャーン・コーヒー」の産地で有名な「ドイチャーン(象の山)」である。 渓流のところどころに、水浴び用に土のうでダムが作られているのだが、2~300mの間の渓流が、写真のような賑わいだった。遊山客を当て込んで、屋台店も沢山出ていた。いくところがないからだと言えば、それまでのことだが、タイ人はこんなのが大好きのようだ。いわゆる遠方の客を当て込んだチェンセンやゴールデン・トライアングルなどとちがって、車のナンバーも、大半がチェンライ・ナンバーだった。地元の人たちの「観光地」なのだろうと思う。 子供たちが水浴びしていたこともあって、家路についたのは5時を大分まわってからだった。遠回りしてでも、「ワット・ロンクン(「白い寺」)」の前を通って帰るつもりだったが、時間がないのでやめにした。 我が家に帰り着いたのは、6時を大分過ぎてからだった。門の中に入らないまま、大急ぎでしたくしてチャムトーンに向ったのだが、6時半近くになって、やっと食事にありつけたチャムトーンの猫たちは、かなりオカンムリのようす。”なにやってたんだい、いい加減にしてよ”という態度。どうも済みませんでしたと謝った。本当に気の毒してしまった。 【「ペット」の容態】 オラパン先生の診たてによると、「ペット」の顎の下のしこりは、単なる炎症で、すぐにでも治るような話だったが、どうやら、もっと重篤な状態のようである。オラパン先生に処方された薬の服用を続けても、顎の下のしこりは、小さくならないばかりか、ますます痩せてきてしまった。食欲の方はときには、その気になって食べることもあるようだが、おおむねイヤイヤなので、少ししか食べられない。 インターネットで検索して調べたところ、どうやら「扁平上皮癌」の可能性がありそう。 「扁平上皮癌」であれば、初期のうちの切除延命手術が有効らしい。とは言うものの、単なる延命というのではなく、完治するのであればともかく、我が家にはそんなことをしてやるゆとりはないし、チェンライではそんな手術も無理かもしれない。 当分は、特別に目をかけ、食事も、よく食べられる缶詰中心にしてやるくらいしかしてやれない。 あんなにゴウジョッパリで、人間嫌いだった「ペット」、最近では、「天使」のようになってきた。もう長くは生きられないのかもしれない。もうそろそろ8才である。 上の写真は、2006年12月、元気だったころの「ペット」。この精悍な顔つきが似合う「ペット」なのだが、去年の暮れころから、すっかり優しい顔つきになってしまい、他の猫からいじめられるようになってしまった。いじめることはあっても、いじめられて縮こまっていることなどなかった「ペット」、信じられないほどの落ち込みようである。
by payarn
| 2011-04-17 23:24
| 日記
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