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ランナー・タイこんなところに住んでます どこ、どんなとこ? わたしの家族 我が家のカレンダー 【 最近の追加・更新 】 写真集 『 ブナの森 』 (7/19) 検索
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2010年 12月 30日
今朝5時25分、我が家の外気温は、14.0℃。
今朝の天気、快晴。 農業気象観測所の今朝の最低気温は、12.9℃。昨日の最高気温は、28.1℃。 大陸内部の「冬将軍」が張り出してきたようで、日本列島の年末年始は荒れ模様の天気になりそうだとのこと。 北タイにも、その「冬将軍」の触手は伸びてきているのだが、北タイ南部付近に、小さな高気圧があって、北からの寒気を、ブロックしているらしく、寒くなってきたとはいえ、まだそれほどではない。我が家付近では、風も穏やかな南よりの風が吹いていて、今日も「小春日和」の過ごしやすい天気だった。 ただ、上空の風向図によると、東チベット方面からの穏やかな風が、北タイに冷気を供給しているようなので、寒い正月になるかもしれない。 【朝靄】 朝は毎朝「アイ・タン」が、子どもたちを送っていくことになっているのだが、真夜中に野菜の収穫をしたらしく起きられそうもないとのことで、今朝は、小生がかわって送って行くことになった。 朝の7時半、我が家のあたり、朝日がさし始めていたが、「朝霧」もかかり始めていた。 この「寒期」、我が家のあたりでは、濃い霧のために車のライトを点灯するなどということはなかったように記憶しているのだが、今朝は、隣村との村境に差し掛かるころには、「霧」は、かなり濃くなって、車のフロント・グラスもくもりはじめ、視界は100mほどになってしまい、止むなくライトを点灯した。 さらにメカムの町に入り、大通り近くまで行くとところによっては50mほど先までしか見えなくなってしまった。大通りの車も、ライトを点灯してノロノロ運転である。 今朝は、すごい霧だねというと、子どもたちは、このところ毎日だよとのこと。 実は、濃い朝靄は、比較的無風に近い冷えた朝、メチャン、メサイ、チェンセンの3郡にまたがる平地の北東の隅あたりから、つまり「メコン河」の上流方面から、南西方面に流れてくるようで、西側の山が近づいてくると、そこから先にはなかなか広がらないように見える。山に近い我が家のあたりでは、上の写真のように、この先き、行こうかどうしようか迷っている風に見える。そんなわけで、この数日の「朝靄」もこれほどだったとは気がつかなかったわけである。 「朝霧」の出る条件というのは、気温の低下だけではなく、絶対湿度や風の強さなども影響しているようだが、もしかすると、太陽光線も関係しているのかもしれない。なかなか複雑な条件のもとで、「霧」ができるようである。 【買出し】 世間並み程度にはということで、年末年始の「ご馳走」の食材調達に出かけた。 小生の目的は、生の「まぐろ」だったが、今年は、出ていなかった、当てがはずれて残念。 そんなわけで、「MAKRO」で買ったものは、普段の買い物とさして代わり映えのないものばかりだった。 かみさんは、日本のみかんのことを思いながら、中国産の「マンダリン・オレンジ」を慎重に品定めしながら袋に入れていた。この「みかん」、味見してみたのだが、見かけも、味も日本の「みかん」にいくらか近いものとはいえ、中の甘皮の厚さは、くらべもにならないほど、しかも、食べるのに煩わしいほどのタネの多さ。50年余り昔の、我が家の畑(遠州)の「みかん」を髣髴とさせるものだった。 「いいだこ」は買った。「紋甲イカ」の刺身にでもと思ったが、新鮮でなさそうだから危ないとかみさんに諌められてやめた。 10kgあまりありそうな、超大型の「ハタ」が出ていたが、丸ごとだと、3000฿以上しそうで、諦めた。比較的新しそうで、刺身でもいけるのではないかとおは思ったが、さすがに、我が家の家計では。 年末年始などには、近所の連中が押しかけて来るわけだが、タイの田舎者には、何を食べさせたって味なんてわかりゃしないんだからと、特別の料理を作っても仕方がないと言うのが、かみさんの意見である。 そんなわけで、「豚の焙り焼き(ムーハーン)」でもと、「バンドゥー」の市場で、中型の子豚の4分の1、10kgほどのものを買ってきた。 「すき焼き」用の材料や「おでん」の材料は、おおむね揃っているので、いざとなれば、そんな日本料理も出来ないことはない。 明日は、コーヒー用に使っている小さな木臼を使って、「餅つき」をする予定である。なんとか正月の「雑煮」用の餅だけでも出来ればいいがと思っているが、なにしろ、未経験への挑戦なので、どうなりますことやら。 その他の買い物。今年1年、お世話になった従兄弟の「トーン」と「ミット」へのお歳暮として、ウィスキーを買った。タイ産の安物だが、きれいな紙で包装して渡すつもりのようである。 「トーン」には、夜間小生が運転できないときなど、チェンライの病院まで送り迎えしてもらったことが何回かあった。 「ミット」には、水道ポンプの故障や電気関係のこと、更に、チャムトーンの小屋への配線や、水道ポンプ設置など、何かとお世話になった。 【昼食】 都会からの帰省客や観光客、それに、歳末の買出しで、大通りの車の数は、普段の倍以上。つぎからつぎへとやってくる車は途切れることがなく、中央分離帯の切れ目での右折やUターンなど、容易なことではない。 もちろん、いつも食事を取る「カオラオ屋」の前の路上駐車など至難の技である。 そんなわけで、昼食は、市場で買って走りながら、車の中で食べることにした。 こんなときよく食べるのが、発酵豚肉のを焙ったものをおかずに、「もち米」なのだが、その「発酵豚肉」は、売られていなかった。仕方ないので、「干し豚肉をゆでたもの」と「トートマンプラー(魚の薩摩揚げ)」をおかずにした。運転しながら食べるわけで、「強めし」とちぎったおかずを丸めてもらって口まで運んでもらって食べた。こんな風に、口に入れて食べさせてもらうことをタイ語では、「ポーン(ป้อน)」という。 【夕食】 夕食の小生用のおかずは、冷凍保存してあった去年の新ショウガと豚もつを炒めたものと、味噌汁のほかは、車の中で食べた昼食の残り物だった。 車の中では、「タレ」をつけては食べられなかった「トートマンプラー」も食卓では、甘酢のタレで食べられるわけである。 今日は、「キラー・シー(ブロック運動会)」の最終日で、「プッキー」は、閉会式などに借り出されて夕食には間に合わなかった。 なんだかんだで、結局、小生は、開会式当日の朝のうちだけしか見れなかった。 来年の会場は、隣村の「メプーン小学校」だそうである。 【「糠漬け」】 あまっている「米糠」を使って、「糠床」をこしらえた。 手入れもマメにはしないので、「寒期」だけのものになりそうだが、裏の畑に残っている「大根」や、この時期でも、市場で簡単に手に入る「にんじん」や地場の「きゅうり」や「キャベツ」などを漬け込もうと思っている。 今回初めてだが、食パンを発酵菌のタネのつもりで入れてみた。 作りたての「糠床」なので、「捨て漬け」にキャベツの葉などを漬けておいた。「本漬け」は、年はじめからになりそうである。 【「ミム」の「豚の頭」】 この夏、「ミム」は、危篤状態にまでなった。正直、そんな時、もう諦めていた。それでも「苦しいときの神頼み」をしたことがあった。「ミム」の命を何とかしてくれたら、「豚の頭」でお礼しますからと。 神様のご加護なのか、クリニックの「オラパン」先生の処方してくれた薬の効果があったのか、長かった介抱が報われて、「寒期」入りする前に奇跡的にほぼ完治(?)した。その後も、100%というわけではなく、95%くらいまでしか戻ってはいないのだが、高齢の「ミム」、もうこれ以上の回復は無理なのかもしれないと思い、今回、約束の「豚の頭」を、「サンプラプーム(土地神様)」に捧げることにした。年越しの「借金」をしたくないという気持もあった。 「ミム」は、鼻水が垂れ流し状態で呼吸もままならない状態だったのだが、最近では、鼻水の量もごくわずかで、息づかいの音が聞こえてくることも少なくなった。気分いいときには、頻りとじゃれ付いてくる。毎日毎日の「水浴び」も喜んでいるようで、体調がよさそうなときの「ミム」を見ていると、よくここまで回復できたと、涙が出てきそうな気分にさせられる。そんな時、Doris Day の「 Teacher's Pet 」の歌を鼻歌で歌いそうになることがある。親バカのようなものだが、嬉しいものである。「アニマル・セラピー」というものかも知れない。 「豚の頭」は、隣村の「屠殺場」に予約するつもりだったが、今日「豚肉」を購入した、「バンドゥー市場」内の肉やに並んでいたので、買って帰った。 かなりの重量、6キロあまりあったが、400฿そこそこだった。 そのままの形で茹で上げたあと、神様にお供えし、すぐに下げ渡してもらって、調理したあと、歳末料理の一部として人間様の口に入るわけである。 それにしても「猪八戒」を連想させる「豚の頭」、気味のいいものではない。人間って、こんなものまで食べちゃうんだなあと、今回も、気が重くなってきた。 実を言うと、この「豚の頭」、「ミム」だけのものではなく、この1年、逝ってしまった「ペプシー」のことでも、神様にはお手数をおかけしたわけで、そのほかにも、かなりの重症で、クリニック通いをして一命を取り留めた犬猫もあって、それらみんなの「お礼」も兼ねているのである。この1年、まとめての「お礼」ということである。 【「ケイ」、あわや】 買い物途中で、娘の「ケイ」から電話が入った。 たいした用事でもないのだろうが、スーパーに買い物に出かけたときのこと、駐車場ですんでのところで、車に引かれそうになったとのこと。駐車場内なので、超ノロノロ運転だったららしいのだが、相手の運転手は、携帯電話に夢中で「ケイ」に気がつかなかったらしい。ボンネットを叩いて、知らせたらしい。怪我はなかったとのことでよかった。 そんなつまらんことでもかみさん宛に電話してくるということは、そろそろ「里心」がついてきた徴しのようである。 こちらの気分としては、少々複雑なところがある。
by payarn
| 2010-12-30 21:00
| 日記
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