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ランナー・タイこんなところに住んでます どこ、どんなとこ? わたしの家族 我が家のカレンダー 【 最近の追加・更新 】 写真集 『 ブナの森 』 (7/19) 検索
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2010年 02月 28日
今朝6時40分、我が家の外気温は、16.3℃。今朝の天気、快晴。
農業気象観測所の今朝の最低気温は、15.2℃。 昨日の最高気温は、33.9℃。 【「ワン・マカ・ブーチャー」】 新年になって、最初の大仏日の祝日、日本や中国では「萬佛節」とか「四部衆合」の日とかいうのだそうだが、詳しいことは知らない。 我が家のあたりでは、昨日の夕方、「ドイトゥンのお寺」に山登りして、山で一夜を明かし、今朝早朝にお寺参りをするという若者たちを中心にした恒例の行事がある。小生も、この地に越してまもない頃、一度だけ経験したことがあるが、最近は、山で夜明かしをするものもいなくなったらしい。 前日の昨日、「ホーカノム(菓子包み)」などもやらなかったようだし、我が家のあたりでは、それほど重要な仏日ということではないのかもしれない。 祝日が、日曜日と重なって、明日は「振替休日」、3連休である。 「振替休日」のことは、「ワン・ユット・チョットチュイ(วันหยุดชดเชย)」というのだそうだ。 一昨日、中学2年生の「キック」たちが、サイクリング授業で行った「バーン・ナー・ランカー・デーン(บ้านนาหลังคาแดง)」に、また行くことになり、ついていった。「赤屋根の田中の家」という意味だが、「ペク・デチャブン(แปลก เดชะบุญ)」さんという人が、10年以上前に始めた農園なのだそうだが、近くにあるにもかかわらず、知らなかった。 簡単に言うと、遠い遠い昔、「白樺派」の文学者、谷崎潤一郎などが主宰して始まった、宮崎県の「新しき村」のような趣旨で、有機農法などを基本にはじめたもののように思われる。 数年前、プミポン国王が提唱されていた「知足運動」のスローガンもそこここに貼られていた。自給自足をベースにした、古きよき時代のタイの田舎暮らしを大切にしようという「運動」の一環のようである。 毎年のように、県内のあちこちの中学校や専門学校などの生徒が、授業の一環として「デチャブン」さんのお話を聞きに来たり、実地研修に来たりしているようである。 「足ることを知る」必要があるのは、すでにある程度以上の富や名声を売ることが出来た人たちには、必要なことであっても、いまどきの若者たちに説得力のあることのようには思われないのだが・・・。 中学時代のことだが、「新しき村」運動には、グラグラっときたことがあったが、なんとなく後ろ向きというか、逃避的な発想法が引っかかって、結局は、なじめなかったことがあったが、今でも、こういう、なかば信仰のような運動にはついていけない気がしている。個人として「逃避」することは、生き方の問題であって否定はしないが、「~主義の運動」みたいな形で、他人を巻き込もうとするのは、どうかと思う。 この農園の中で何家族かが、生活をしているようだったが、ほとんど現金収入のない生活は大変そうに見受けられた。 場所は、隣町の「シーカム町、サンナーヤーオ村」、我が家からだと往復10kmほどのところで、谷田部さんのお宅の近くである。(帰りがけに、谷田部さん宅に寄ってみたが、もう2年前に日本に戻られたとのことで、奥さんの身内の方が住んでおられた。)
by payarn
| 2010-02-28 21:20
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