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2009年 04月 21日
今朝6時00分の外気温は20.2℃。測候所の最低気温は、21.3℃。昨日の最高気温は、33.8℃。
ひやっとするさわやかな朝。東の空には、まばらな雲が、朝焼けに染まっていた。 この週末あたりには、かなりのまとまった雨が降るという「WUNDER予報」がでている。 【美味しい米】 食べ物に関しては、かみさんから、”あなたは、何でも美味しい美味しいといって食べる”と皮肉を言われるくらいで、「グルメ」などとは、ほど遠いと自覚している。 米が美味しいとか、美味しくないとか、大の男がとやかく言うのは、あまり感心したことではないと思うが、どういうわけか、若い頃から気になって仕方がなかった。 日本橋のとんかつや出出されたご飯が美味しくて、その仕入先を探して、わざわざ米を買いに行ったこともあった。魚沼産の「コシヒカリ」の自然乾燥米を扱っている米屋が、荒川か葛飾か、あのあたりにあった。これは、すこぶる付きの美味しい米だった。 一昨日のことである。それまでの米とは、全くちがう美味さで、家人に新しい袋を開けたかときいたところ、「メン・レーオ(その通り)」という返事が返ってきた。 我が家では、「梶さん」の「富士ファーム」から、10KGづつ米を買っている。5KG入りふた袋である。このところ日本米を食べるのは小生だけのため、10KGあれば、1ヶ月くらいは間に合う。 チェンライまで出かける気になれば、ほかの米やさんが作った日本米も手に入るらしいが、ものぐさなため「富士ファーム」のものしか試したことはない。 「富士ファーム」の創始者・梶さんが生前にも言っておられたが、「富士ファーム」の米には「ムラ」がある。自然乾燥の「アキタコマチ」ではと勘違いするほど、美味しく炊けるときと、もしかすると「古米まじり?」と思わせるような不出来なときがある。作付けから、出荷まで、いろいろと工夫をしておられるようだったが、この「ムラ」はなかなか解消するのが難しいらしい。それでも、大型の乾燥機が3台になってからは、いくらかはよくなったようだが。 今回購入してきた最初の袋のものは、正直、美味しい米とはいえなかった。 それが、同じときに買った、ふた袋めは、そんなことってあるのかしらと思わせるくらいの上出来の米である。 最近では、米の美味しさを計測する機器もあるらしいが、炊き立てを食べてみるのが一番たしか。 一度に炊く量や洗米、洗米後の浸水時間、水加減などにもよるし、電気炊飯器の違いによっても、炊き上がりが随分異なるのは当然であるが。 炊き立ての釜のふたをとると、プーンといい香りがして、真っ白なツヤのある米粒が立っている。少し手にとって、口に入れて歯触りを感じながら食べてみる。適度の粘りとかすかな甘さ。粘りが歯にまとわりつくような米は美味しい米とはいえない。そして最後になんともいえないご飯の独特ののどごしを感じる。 どこをとっても不満のない米、これが美味しい日本米と言うものだろうと思う。極端な話、どんなおかずでも美味しく食べられる。 今回のふた袋目の日本米は、まさに、日本米としては、上級品だろうと思う。「南国チェンライ産としては」という制限付きである必要は全くなく、日本のスーパーへ持っていっても、「ブランド米」として販売できるにちがいないと思われる。 貧乏人の小生は、長野滞在中など、格安なブレンドの「標準米」を買うことが多かったが、今回の「富士ファーム」の日本米は、この「標準米」の比でない。 炊きたてのご飯に、素塩を振りかけて口にしたとき、食の幸せを感じさせてくれるに充分である。おにぎりも寿司も美味しいにちがいない。あつあつに卵かけなど最高。 これから乾期作米の収穫の最盛期に入り、収穫した籾を精米魔で積んでおくことになるのだが、低温倉庫などないわけで、味が落ちなければいいがと心配である。 秋田の「もりさん」が言っておられたように、コンバインで刈りとった米は、大急ぎで規定の水分量まで乾燥させて保存してくれればと思う。 【石を買いに行く】 17日に行ったら、まだ「ソンカーン休み」中だった採石場に、砕石を買いに行く。 1ニュー(インチ)規格の砕石、1キュー(立方メートル?)、ダンプで運んでもらうことにしたのだが、マオ(一括請負?)で、1000バーツとのこと。かなりボラれている気がしないでもなかったが、言い値でOKした。 これとは別に、穴埋めように、やや大型の、女子供がやっと持ち上げられる程度の石を30個ほど、購入することに。こちらの方は、目方売りで、トンあたり、245バーツだそうで、超大型の台秤で、車ごと計ったところ260キロあった。 それにしても、こんな山の中の採石場の事務所に、数人の女事務員が働いていたが、そんなに仕事があるのだろうか。二人もいれば、充分なような気がしないでもないが。 昔々のことだが、大掛かりな砕石のため、秩父の武甲山の山容が変わってしまったという話を聞いたことがあるが、このあたりの山の姿も、すっかり変わってきてしまっている。武甲山などに比べれば、はるかに低い小さな山なので、この山自体がなくなってしまうのも、そう遠い先のことではなさそうに思われる。 毎日1回、夕方の5時半ころ、我が家からもハッパの音が聞こえてくる。 18日に捕った「蜆(しじみ)」を味噌汁にした。 残念ながら、この暑さ、すでに「しじみ汁」の季節ではなくなってしまったようで、ポリばけつに入れたまま、毎日水はかえていたのだが、やや嫌味なクセのある味や香りがする。非常によく太っているのに、味が悪くちゃ仕方がない。 かみさんが、嫌味な臭いがするというので、万一のことを考慮して、3分の1だけしか味噌汁にしなかったのは正解。残りは、再度放流して、次の機会まで待つことにした。 この花、和名を「センコウハナビ」というのだそうである。 「ソンカーン(タイ新年)」がはじまる頃から咲き始めた。ゲンコツほどの丸い球根の花で、「ヒガンバナ」の兄弟分だそうである。手入れなどしていない花壇の思わぬところから咲き出してくるのが楽しい。葉は、花より少し遅れて地表に出てくるようである。 花屋などでは、「ハエマンサス・ムルティフローラス(Haemanthus multiflorus)」というらしい。マメに手入れをする人は、球根を腐らせてしまうことがよくあるらしい、ものぐさ向きの花である。
by payarn
| 2009-04-21 19:35
| 日記
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