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ランナー・タイこんなところに住んでます どこ、どんなとこ? わたしの家族 我が家のカレンダー 【 最近の追加・更新 】 写真集 『 ブナの森 』 (7/19) 検索
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2008年 12月 22日
日が昇るにしたがって雲は消えていき、やがて快晴。今日も、そんな一日になりそう。 今朝の気温は、12.8℃。チェンライ測候所観測の最低気温、11.7℃。 下の写真は、一昨日の朝撮影したものだが、焚き火のまわりで夜を明かした、寒がりやの犬たち。焚き火に近寄りすぎて火傷する犬も。 ここに写っていない残りの8匹は、さまざまな理由で、別のところで寝ている。 【カムナンの弟、無言の帰省】 カムナン・ブンタム(ブンタム町長)の異母弟・チャイが今日帰ってくる。 バンコク(?)の刑務所で終身刑に服していたのだが、獄死したらしい。 タイには、「死刑」というのはないそうで、「終身刑」が最高刑なのだそうだが、麻薬がらみで「イコー」の若者を殺害した罪で、最高刑を言い渡されたものらしい。 奥さんが亡くなり(アルコール依存症)、先だっては、バンコク在住の妹が病死(医療事故死?)し、今年になって身内を3人も亡くしたことになる「カムナン」は、生涯のうちでも、もっとも厳しい「厄年」になったようである。 それにしても、3人が3人とも、異常な最後だったように思われるが、このあたりでは別段珍しいことではないのかもしれない。 【「ボーリング工事」】 朝から我が家の庭で、井戸掘り工事。手作業による「ボーリング」である。 我が家の敷地とメカム川の間の4ライ(6000㎡)あまりの「河川敷」を本格的に野菜つくりの畑と利用するのが目的で、義弟と義姉が井戸堀を依頼したらしい。 ボーリングをはじめては見たものの、どこも、地下数メートルで玉石層に突き当たってしまい、地下水脈までは届かなかったらしく、とうとう、屋敷の中にまで入り込んできてしまった。 ポンプで送り込む水圧(写真の水は、飲料水用の井戸からの水)と人力(大型モンキー・レンチで鉄管を回転)だけのボーリングで、砂利の層に突き当たると、そこから先へは掘り進めない。 こんな装置で、よく井戸掘りが出来るなと不思議なくらいだが、運良く粘土や砂だけの層の下に水脈があれば、成功するものらしく、メカム川の下流の方まで行くと、一日に2本の井戸堀など普通のことのようである。たまには、ポンプで揚水しなくても、「自噴」に成功することもあるらしい。 先端に下の写真のような「ビット」を接続した鉄管に、長さ3mほどの鉄管を次々につなぎながら、掘り進んでいくのだが、やはり手作業では、15m前後まで掘るのが限界のようである。 屋敷の中を掘り始めてからも、4ヶ所目で、やっと白い砂の水脈らしい地層に到着することが出来たが、水量は余り期待できそうもない。 エスロン・パイプを差し込んで、水の出具合を調べていたが、結局、実用にはなりそうもないという結論に達したようである。 「何でもありの原始人」たちの知恵には脱帽だが、鉄骨のやぐらを組んだ本格的なボーリング工事も行われることがあるのだが、機械化されたボーリング工事を依頼すると、何万バーツかは必要になるわけで、たかが野菜作りでの投資としては回収が難しい金額になる。 新年度までには、開業するはずの「村落簡易水道」の掘削工事は、やぐらを組んだ機械によるボーリングだった。 低開発国でのボランティア活動のひとつに、「上総掘り」による井戸掘り作業などというのがあるのを、ふと思い出した。 推測だが、同じ人力による「上総掘り」というのも、砂利の層にぶつかったら、その場所は放棄するものなのかもしれないが、「上総掘り」の方が、もっとずっと深くまで、数十メートルの深さまで掘ることができるにちがいないが。 【「富士ファーム」、ピンチ!】 今日、日本米を買いに行った。相変わらず、籾の在庫がほとんどないばかりか、精米工場の作業員の姿も見かけられなかった。解雇したのだろうか。 風評では、よくない情報が伝わってくるが、詳しいことは判らないし、他人事なわけで、直接確認するわけにも行かない。 「梶さんの日本米」は、そのうち食べられなくなるかもしれない。心配なことである。
by payarn
| 2008-12-22 19:14
| 日記
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